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生徒会役員選挙・立会演説会を通じて主権者意識を育む

 10月2日(木)、本校体育館にて、生徒会役員選挙の立会演説会と選挙が行われました。

 今回の選挙には、5名の生徒が立候補しました。それぞれが「もっと良い学校にしたい」という思いを胸に、自分の考えや提案をしっかりと言葉にして、聴いている生徒たちに熱心に語りかけていました。

 演説会では、候補者一人ひとりの個性が感じられるスピーチが披露され、学校への想いや意気込みが伝わってくる場面が多くありました。会場の生徒たちも真剣な表情で耳を傾け、候補者の話にしっかりと向き合っている様子が印象的でした。

◆ 主権者教育としての大切な機会

 この生徒会選挙は、ただの学校行事というだけでなく、「主権者教育」という視点からも大切な意味を持っています。自分の考えで候補者を選び、投票という形で意思を示す経験は、将来、社会の一員として自分の意見を持ち行動することにつながる、貴重な学びの場です。

 また、立候補した生徒にとっては、自分の考えをまとめ、人に伝える力を養う貴重な機会となりました。そして、演説を聞いた生徒たちにとっても、それぞれの意見を比べたり、自分の気持ちと向き合ったりする、良い経験になったのではないでしょうか。

 こうした活動を通して、生徒の皆さんが「自分たちの学校は、自分たちでより良くしていくんだ」という気持ちを育み、将来、社会で活躍するための意識も少しずつ芽生えてきているように感じます。

新しい生徒会役員のみなさんのこれからの活躍を、心から楽しみにしています。