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3年生を対象とした「認知症サポーター養成講座

11月28日(金)、小林市西部地域包括支援センターの職員の方を講師にお迎えし、認知症への正しい理解や、認知症の方とそのご家族を支えるために私たちができることについて学びました。

講座では、

   ●認知症の主な症状や原因

   ●認知症の方と接する際のポイント

   ●地域で支えるための取り組み

といった内容を、わかりやすい説明や映像を交えて学びました。

さらに、生徒たちはグループワークで「こんなときどうする?」という例題にも挑戦しました。
例えば、

         ●食事を済ませているのに「ご飯まだ?」と言われたとき

·        ●財布などをなくして「盗まれた!」と言われたとき

などの場面を想定し、どのように声をかけ、どんな行動をとればよいかを話し合いました。生徒たちは積極的に意見を交わし、認知症の方を思いやる姿勢の大切さを実感していました。

講座の後には、全員が「認知症サポーター」の証であるオレンジリングを受け取りました。
生徒からは、「認知症の人を怖がるのではなく、優しく声をかけたい」
「地域のために自分ができることを考えたい」といった前向きな感想も聞かれました。

今回の講座を通して、生徒たちは認知症への理解を深め、地域の一員として支え合う心を育むことができました。今後も学校と地域が連携し、誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指して取り組んでいきます。