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6/18 食物アレルギー研修

本日の職員研修では、食物アレルギーなどによって生じる、アナフィラキシー症状に対処するための研修を行いました。

講師は、本校の学校薬剤師をしていただいている、つつみ薬局の高山日出美先生です。

早速、アレルギーについて基本的な内容を説明していただきました。

アレルギーとは、免疫が過敏にはたらくことで生じます。

花粉へのアレルギーは、構造が似ている別の食べ物のアレルギーも起こしてしまうことがあるそうです。

実際のアナフィラキシーが起こるメカニズムについても説明していただきました。

アナフィラキシーの病態と症状の関係も詳しく知ることができました。

次は、アナフィラキシーが生じた時に使用するエピネフリン自動注射器(今回使用したのはエピペン)の取り扱いについて学びました。

注射器を親指をほかの指と一緒にして「グー」の形で握り、そっと太ももの側面にあて、そして一気に押し込む必要があります。

普段見ることのない、エピネフリン自動注射器を分解したものも見せていただきました。

そして、期限の切れた本物の器具を用いて、ペットボトルを太ももに見立てて、実際に注射をしてみる体験も行いました。(養護教諭の先生が実践している様子です)

いざという時は職員が連携して役割分担を行い、経過を記録したり、保護者や関係機関に連絡をしたりと、しっかりと連携して対応することの重要性も確認することができました。

高山先生、ご多用な中、本校の研修にご協力いただきありがとうございました!