日誌
11/22 情報量
歴史上、情報量が爆発的に増えたのは、主に以下の3つのタイミングだと言う見方があります。
・活版印刷機の発明
・電気通信(電話、ラジオ、テレビ)の発展
・インターネットの発明
特に現在はコンピュータの活用で、あらゆる情報がデジタル化されています。
コンピュータで扱うデータはどのくらい存在するのでしょうか。
2020年の時点で、全世界で生成されたデジタルデータの量は約44ゼタバイト(ZB)と推定されています。(1ゼタバイト = 1兆ギガバイト(GB))
さらに2035年までにはこの数値が1,000ゼタバイト(1ヨタバイト)を超えると予測されているそうです。
具体的な分野で見てみます。
神戸大学大学院教授の岩田健太郎氏によると、医学の分野では、1950年時点で医学知識が倍になるには,50年かかっていたそうです。それが1980年には7年になり,さらに2010年には3.5年になっています。そして2020年には,なんとたったの73日で医学知識は倍になると見積もられているそうです。(2014年時点)
これを受けて岩田氏は
「知識の総量」で勝負する時代は終わったのである。「自分がどのくらい物知りか」を誇るよりも,むしろ「自分がどのくらい知らないか」にどれだけ自覚的であるか,のほうがずっと知性をはかるにはふさわしい。ソクラテスの「無知の知」である。・・・
と言っています。(出典)
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