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会議・研修 1/24 夢サポート事業報告会

 夢サポート事業報告会~橋本清子さん見事な発表

 

 1月24日(金)、「日向市子どもの夢実現サポート事業報告会」が開催さ 

れました。日向市では、市の未来を担う子どもたちに将来なりたい自分

を思い描き、夢の実現に向けてチャレンジする取組を支援し、地域の将

来を担う人材を育成する目的でこの事業を実施しています。本年度の応

募者は、45名に上り、その中から厳正な審査の結果、3名が選ばれそれ

ぞれの夢実現のサポートを受けました。

 本校からも橋本清子さん(2年生)が選出され、報告会に参加しまし

た。橋本さんは、小さい頃から馬に携わる仕事がしたいという夢を持っ

ており、昨年度もこの事業に応募しましたが、残念ながら落選でした。

2度目の挑戦となった今回、応募者多数の中から見事に選出されました。

橋本さんは、馬に携わる仕事のために、かねてから北海道日高町にある下河辺牧場で体験してみたいとの強い希望をもっており、その具体的プランもすでにできていたようです。

 報告会では、パソコンのプレゼンソフトを使い、牧場での体験を4日間に分け、それぞれ具体的に体験内容(馬の散歩、餌やり、厩舎の清掃、小木、集牧、競走馬としてのトレーニング等)を詳しく報告してくれました。時にはユーモアを交え、会場の笑いを誘うなど素晴らしい内容でした。体験の最初は、子馬や親馬を目の当たりにし、戸惑う場面もあったようですが、接し方の細かな指導を受け、少しずつ馬の扱いにも慣れていったようです。

 様々な体験を通して、馬の成育段階で1歳から2歳の段階を「イヤリング」と呼ぶそうですが、この段階の馬の成育に関わりたいと思うようになったようです。このサポート事業に参加し、改めて馬への愛情が深まり、憧れから現実の目標へと変わったと締めくくってくれました。ぜひ、夢実現できるようがんばってほしいです。

 この報告会には、財光寺中2年生が薬剤師になりたいという報告、さらに財光寺中3年生のプロ野球選手になりたいという報告も行われ、どれも夢に一歩近づけた感のある体験報告でした。

 このような中学生の夢に近づける事業を行っていただいた日向市(教育委員会)には、心から感謝したいと思います。ありがとうございます。