学校の様子

花丸 7,21 1学期終業式

 7月21日(金)、1学期の終業式が行われました。式では、1学期の反省                          を1年生 小田さくらさん、2年生 河野澪奈さん、3年生 黒木竣介さ                     んがそれぞれ発表してくれました。

 1年生の「小田さくら」さんは、良い点として「①みんな遅刻をせず                    に元気に過ごせたこと」、「②自分の係の仕事に積極的に取り組めるよ                    うになったこと」をあげくれました。反対に改善点として、「学級の勉                    強に取り組む姿勢と授業の雰囲気を改善したい」と述べてくれました。

 2年生の「河野澪奈」さんは、修学旅行前の学級の雰囲気が良くない                     ということで、「みんなで本音の話し合いをしてお互いを分かり合え、                    クラスの絆が深まった」ことをあげています。

 3年生の「黒木竣介」さんは、反省点として、「①勉強面での取組が不十分」、「②生活習慣の見直し(特に、夜更かしをして朝起きるのがつらかった)」を改善点としてあげました。さらに、2学期に向け最後の体育大会などの大きな行事に向け、3年生が団結して成功させたいとの決意も示してくれました。

 それぞれの反省を受け、校長が次のように話されました。1年生は、入学して4か月が経とうとしています。中学校生活のリズムはできたと思いますが、そこに向けての取り組む姿勢はどうでしょうか?授業中、休み時間、給食、など毎日訪れる時間に対して、一人ひとりが自覚をもって臨めるよう今後を期待しています。

 2年生は、河野さんの言葉のとおり、修学旅行での皆さんの取組はとても素晴らしいものでした。友達に対しての思いやり、何気ない気遣い、言葉掛けなど修学旅行のあらゆる場面での仲間を想う気持ちが伝わってきて、感心しました。河野さんの作文の中に「皆が同じ意見を持っているわけではない」という文がありました。このことに気付いたというのは、とてもおおきなことです。わかっているようで実際は、わかっていないことです。「みんな違ってみんないい」ということがありますが、人はそれぞれ顔・形が違うように、考えていることもそれぞれ違います。違うからこそ、どうやって最大公約数を見つけ、みんなでつながろうとするかが大切になってきます。そのことに気付いたからこそ、すばらしい修学旅行になったのだと思います。この修学旅行を通して2年生のつながりはとても強靱なものになったと感じました。

 3年生は、今学期は、生徒総会、中学総体などで①,②年生を引っ張り、リーダーシップを発揮してくれました。授業、給食当番、清掃、生徒会各委員会など随所に「さすが・・・3年生」と思わせる場面がいくつもありました。全部活動が引退し、いよいよ受験に向けての取組が本格的に始まります。これまでの取組を自信にして、みんなでチャレンジしていってください。 

 最後に、学期始めの始業式・入学式で校長先生から2つのお願いをしていました。1つは、「目標(夢)をもつこと」、2つめは「人とのつながりを大事にしてほしいということ」どうですか?目標に向け順調に進んでいますか(若しくは達成しましたか?)、学級・部活動の仲間とのつながりは強くなりました?いずれにしても今日は1学期の締めくくりの日です。そうです節目の日です。節目の日は、一旦立ち止まって、自分の心としっかり向き合い、今後のことを考える日です。今日、家に帰ったら、ぜひ、1学期を振り返り、夏休み、2学期のへの展望を考えてください。

 そして、明日からの夏休み、まずはいのちを第一に考えた行動をとってください。                                                                                               

 8月28日の始業式に全校生徒全員が元気に再開できることを心から祈っています。

以上が校長から1学期を総括した話です。生徒たちは、緊張感をもって臨み、しっかりと話を聞き入っていました。