学校の様子

お知らせ 避難訓練

予告なしの避難訓練実施

 2月19日(水)本年度3回目の避難訓練を行いました。今回は、予告 

なしで授業中以外の時間を狙って意図的に実施しました。今回の訓

練を行うに当たって、先週(2月12日)に事前の防災学習を実施し

近いうちに予告なしで訓練が実施されることを生徒たちには、告知

していました。

 本校は、海抜5,5mで海岸から約100m程度しか離れておら

ず、ひとたび津波が発生したら一刻を争う状況での避難が求められ

ます。その危機感も含めて授業中以外の時間に発生したらどのよう

に対応しなければならないかを生徒たちに考えさせたいというねら

いから、今回の実施となりました。避難に要した時間は約2分、津波到達の時間を地震発生から12分から15分と推

定すると早い避難にはなったと思います。

 訓練後、体育館に集まり、事後検証の集会をもちました。防災士の黒木邦寬さんは、真剣で機敏な訓練であったことを称賛されると同時に、実際に地震が起きてどのように判断して逃げるかは個々人の判断に委ねられると話されました。また、同じく防災士の黒木茂紀さんは、地震が起きたら揺れが収まるまでは安全な場所で待ち、その後に避難しなければならないが、今回皆さんは、地震発生のアナウンスと同時に避難してしまった点は反省点だと指摘されました。 

 今回予告なしでの避難訓練を実施し、改めてその場の個人の判断が重要となることがわかりました。学校や自宅といった定点ではない場所で起きた場合は、なおさら個人の判断が求められます。どのような場所、時間に発生しても日頃の訓練や学習が活かされるよう個人のスキルを高めておきたいと痛感しました。