学校の様子

王冠 第77回美々津中学校体育大会 盛大に開催

第77回美々津中学校体育大会  見ている人に感動を与えて終わる

 延期となっていた美々津中学校体育大会は、10月10日(火)  

秋晴れのさわやかな天気のもと、開催されました。

 開会式では、校長が「これまでの20日間の取組を見る限り、

学級を中心に仲間とのつながりを深め、お互いを理解し合い

ながら団結していくという体育大会の目的はすでに90%達成

できています。今日はその本番として、勝利を超越した何かを

感じとる体育大会にしてほしい。」と話されました。

 選手宣誓では、赤団(団長:松岡海児さん 副団長:河野

優生さん)と青団(団長:黒木琉伊さん 副団長:藤間大地さん)が「コロナ禍で制限を受けていたこの3年間でしたが、

年は制限のない体育大会として思う存分力を発揮したい。」とユーモアを交えながら宣誓してくれました。

 また、生徒会長の海野結愛さんも「『スローガン:燃やせ美々津魂~全力疾走で青春謳歌』のもと今日は全校生徒悔いのないようがんばりましょう。」と全校生徒を鼓舞し、開会式を終えました。

 競技が始まると、各団の応援にも熱が入り、競技する選手からそれに応えようと一生懸命さが伝わってきました。団技も各学年や選択団技があり、その始まりにはそれぞれ工夫したパフォーマンスを行い、笑いを誘う場面も見られました。規律のある中にほっかりとしたメリハリのきいた美々津中ならではの場面が見られました。

 3年生の親子団技では、普段は見られないかもしれない多感な時期の中学生と保護者の仲むつまじい様子が見られ、ほのぼのとした時間となりました。

 最後の対団リレーでは、各学年の走りの猛者が堂々たる走りを見せ、フィナーレを飾るすばらしい盛り上がりをつくりました。結果的に総合優勝は青団、応援賞は赤団がとりました。

 閉会式後の実行委員長(太田百嘩さん)の話で、それぞれの役割を担ってくれた人たちに丁寧にお礼と感謝を述べてくれました。また、自身の体育大会にかけた想いを涙ながらに語り、最後は体育大会実行委員長になってよかったと振り返ってくれました。

 生徒総数66名の美々津中学校ですが、何百人もいるような生徒の活躍ぶりでした。誰ひとり手を抜くことなく、全員が全力で競技し、全員で役員をこなすというすばらしい伝統がここにはあります。

 まさしくこれが「美々津魂」なんだと感じました。ありがとう、美々津中生!