学校の様子

鉛筆 第2回美々津スタイル学習

 第2回美々津スタイル学習を実施

 本校では、主題研究で「自ら学び確かな学力を身に付けた意欲のある生徒の育成~美々津スタイルの実践を通して」 をテーマに取り組んでいます。その中で、『美々津スタイル』という学習を取り入れていますが、具体的な内容は次の6つです。                     

   ◯基礎的環境整備の充実                          

   ◯生徒に授業の見通しを持たせる工夫

   ◯ICTの効果的な活用

   ◯生徒同士の学び合いの場の設定

   ◯めあてとまとめの整合性

   ◯定着のための工夫

 中でも、生徒同士の学び合いの場の設定が美々津スタイル学習の目玉で、各学年3~4人のグループに分け、3学年合同の斑をつくります。1斑9~11人の斑になり、学年の枠を越えて学習するという形式です。テスト前などに計画し、生徒同士の学び合いの場を設定しています。今回は、テスト前ではありませんが、本学習を通して子どもたちの学習意欲の喚起に役立てられればと思っています。

 今回は、本年度2回目で、各教科がそれぞれ工夫を凝らした内容で実施しました。英語では、英語で書かれた漫画の内容をタブレットを活用して日本語訳をしていくという内容でした。社会では、緯度・経度で示された世界の都市を調べるというもの、数学では、決められた数字を当てはめて式を完成させるというものです。

 子どもたちは、異学年の生徒同士で協力しながら問題を解いている様子が窺えました。日頃はできない異学年と一緒に学ぶという取組は、子どもたちにとって新鮮で、学習意欲を大いに換気させる時間になったに違いありません。これが、さらに家庭学習や同学年の普段の授業にまで活きていくことを願っています。