学校の様子

学校 第3学期 始業式

 新年明けましておめでとうござます。令和6年度第3学期の  

始業式が本日行われました。13日間の冬季休業でしたが、あっ

という間に終わり、新学期を迎えることとなりました。まだま

だ寒い中ですが、生徒たちは元気に登校してくれました。

 始業式では、各学年の代表がそれぞれ新年の抱負を発表して

くれました。1年生の荻原光太郎さんは、「学級委員長として

学級の課題に学級全体で改善できるよう取り組むこと」、「二

年生になるための準備をすること」の2つの目標を掲げてくれま

した。学級委員長として、学級全体の課題をきちんと把握し、そ

れをみんなの問題として捉えているところがリーダーとして素晴らしいと思います。また、4月から2年生に進級する

に当たっての心構えもしっかりとできている点で今年の飛躍的な成長が期待できる内容でした。

 2年生の敷田心咲さんは、「家庭学習を充実させ、自己管理能力を身につけること」、「健康面に気をつけ、当たり

前のことを素晴らしくやること」の2点を挙げてくれました。特に、「当たり前のことを素晴らしくやる」は美々津中

の伝統でもありますので、改めて全校生徒で意識して取り組んでほしいですね。また、心咲さんは、「二年生がチーム

として足りないこと」を補っていきたいともいってくれました。各学年がそれぞれチームとしての意識を持ってすべて

に取り組んでくれたら、さらにすばらしい毎日がつくれると思います。

 3年生の河野瑚珀さんは、受験は団体戦と言われるが、私たちはすでに体育大会や合唱発表等で強固な学級の絆を築

いていると自信をもっていってくれました。その絆で全員第一志望合格を実現させたいという想いを発表してくれまし

た。まさに、その通りで、この1月末から3月始めの時期は、受験という大きな大きな壁に打ちひしがれそうな心境の

中で、学級の仲間との絆は何にも変えられない大きな勇気になります。ぜひ、学級の強いつながりで合格を勝ち取って

欲しいです。

 始業式の中で、私(校長)は、次のような話をしました。巳年は、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展してい

く」年になると考えられています。ですから、今、世界中でさまざまなものが変化しようとしていますが、一喜一憂せ

ず、その変化に対応できる力を今付けていく必要があります。

 一方で、今年は戦後80年、昭和に換算すると丁度、昭和100年になる年です。戦争のない一見平和な日本といわ

れてきましたが、世界中を見渡すと必ずしもそうではありません。歴史は繰り返すという言葉がありますが、決して戦

争は繰り返していけません。あの太平洋戦争、唯一の地上戦となった沖縄、そして広島・長崎の原爆被害は忘れてはい

けないのです。そういう意味でも、2025年はこれからの私たちがどういう生き方をするか、どういう社会を望むか

を考える節目の年でもあるということを考えておいてください。と話しました。

 いずれにしても、2025年(令和7年)が、すべての人にとって実り多い、すばらしい1年になりますよう祈念してい

ます。今年もよろしくお願いします。