学校の様子

学校 2学期始業式 ~元気に登校、オリンピックの話題~

 8月27日(火)、2学期始業式が行われました。夏季休業38日間という 

長期の休業期間でしたが、本日ほとんどの生徒が元気に登校してくれ

ました。始業式では、山之口校長が夏季休業中の印象的な出来事とし

て、パリオリンピックを挙げ、中でもアーバンスポーツと呼ばれる、

スケートボードでの10代の活躍を話題にしました。スケートボードは

ストリートとパークに分けられ、特にストリートでは、男女ともに日

本人が金メダルを獲得する活躍を見せました。女子でメダルには届き

ませんでしたが、東京オリンピックの金メダリストの四十住さくらさ

んは、予選2組が終わった段階で全体5位となり、残り1組8名の演技次

第で決勝8名に残れるか微妙な状況でした。その時のインタビューで、彼女はこのように述べていました。「決勝には残りたいけど、残り8名の失敗をいのるようなことはしたくありません。」この言葉の中には、自分もメダルを取りたい気持ちはあるが、同じスケートボードの仲間の最善も祈りたいという、仲間をリスペクトする気持ちが表れていると思います。ただ、スケートボードの技術を高めただけではなく、その過程で、きちんと人間性やメンタルも一流として鍛えてきたんだということがわかります。まだ、10代の若さでありながらも、世界の頂点に立つにはこのような人間力も同時に必要であることを教えてくれた言葉でした。

 皆さんもこのような境地に近づけるようがんばりましょうと話しました。

 2学期の抱負発表では、1年生内田帆香さん、2年生小林輝信さん、3年生坂本蓮南さんがそれぞれ発表してくれました。内田さんは、「早寝・早起き・朝ご飯を励行し勉強との両立を図る」、小林さんは「学級の目標としてすべての授業で授業態度をよくすること」、3年生の坂本さんは「勉強を頑張り、自分のめざす進路を実現させること」をそれぞれ大きな目標に掲げ、今学期頑張りたいと述べてくれました。

 2学期は、体育大会・合唱発表などの行事に加え、勉強や読書をするにもとてもいい季節になります。ぜひ、今学期自分を大きく成長させる学期にして欲しいと締めくくりました。