学校の様子

視聴覚 6/27 朗読劇鑑賞

 平和学習 ~ 朗読劇鑑賞

        感動「サラみやざき」さんによる迫真の演技   

 来週の7月3日(水)から3日間にわたって、2年生の修学旅行が行われます。その中心的な訪問先である長崎を見学する前に、当時の日本の戦争にまつわる歴史を事前に学んでおくという目的で実施しました。1週間前に当たる6月21日(金)には、朗読劇の事前学習として当時の特攻隊に命ぜられた青年が家族に宛てた手紙を取り上げ、当時の戦渦での様子を全校生徒で学習しました。この朗読劇は、当時の太平洋戦争末期の特攻隊による戦いを舞台に、多くの青年の尊い命を奪うことになっていく様子を描いたものです。生徒たちは、皆真剣な表情で朗読劇を鑑賞し、特攻隊として飛び立つ日を命ぜられたことへの表向きの優越感と家族や友人たちと別れなければならない悲壮感が入り交じる複雑な心模様を感じとっていたようです。

 今回上演していただいたのは、「サラみやざき」の皆さんでした。朗読とはいえ、迫真の語りでまるで演劇や映画を見ているかのような錯覚を起こすほどのリアリティがありました。「サラみやざき」の皆さんありがとうございました。

 また、暑い夏がやってきます。8月6日、9日、15日という我が国にとっては忘れてはならない日が今年もやって来ます。この朗読劇が、未来の平和を築く礎になってくれることを期待しています。