学校の様子

お知らせ 10/16 避難訓練

 避難訓練~家族の受け渡し場所まで

 

 10月16日(水)5校時、本年度2回目の避難訓練を実施しました。  

 今回は、通常の避難訓練に加え、最終的に家族に受け渡す場所

まで行くことにしました。本校は、海抜4m程の大変低地に位置し

ており、地震・津波への対策は喫緊の課題としています。本年度

より、本地域の津波想定が最大15mとなっているため、海抜15m

以上の地点をセーフティゾーンと位置づけ、そこまで全力で避難

することにしました。そこから、海抜35m地点の第1次避難場所ま

ではそれぞれのペースで移動することとしています。今回はさら

に、家族への受け渡し場所まで移動し、実際の場面に備えて行い

ました。生徒たちは、誰一人気を抜くことなく、必死に訓練に参

加していました。最終目的地に着くと、汗まみれの顔と、息絶え絶えの表情からも一生懸命に参加した様子が窺えます。

 校長は、今回の避難訓練への取り組みや姿勢が素晴らしいと称賛しつつ、実際の場面では訓練とは違う想定外が起きる可能性があるとの話をしました。訓練は一つの目安であって、その時と場合によっては、違う判断をそれぞれがしなければなりません。いつも、学校からの避難とは限りませんので、自宅はもちろん、初めて訪れた場所で起きるかもしれません。どのような場所でも、「もし、ここで津波が来たら?」と自分に問いかけ、安全な場所を確認する習慣をつけておくことも大事です。また、余裕のある人は地域の高齢者や体の不自由な方をサポートする必要もあります。などの講話をしました。

 最後に、今日の訓練を機に、家庭で「わが家の決まり事」という地震・津波への避難対策を考えて来てもらうようプリントが配付されました。ぜひ、家族でしっかりと地震・津波対策を考えてきてほしいと思います。(もう、すでに考えている家庭もあると思いますが)