学校の様子

お知らせ 4,18 本年度最初の避難訓練

 4月18日(火) 本年度最初の避難訓練が実施されました。

 美々津中学校は標高5.5mの地点にあり、地震による津波の被害が心配される場所です。学校では、これまでも年間3~4回の避難訓練を実施し、津波への危機感と備えの大切さを指導してきました。今回もその目的を果たすべく、特に入学した1年生に伝わるよう計画しました。

 訓練は、6校時の時間帯に行われ、地震と津波発生の放送で生徒・職員は全員ライフジャケットを身にまとい、教室から出ます。校門を出ると緩やかな傾斜があり、10号線に出るとさらに急勾配な傾斜を駆け上ります。距離にして約500m弱ですが、全力で走りきるのは大変ハードです。そこを、全生徒全力で走りきり、標高37mの避難場所まで到達しました。完走するのも大変ですが、訓練と思えない子どもたちの真剣さ、必死さが伝わり、1年生もその雰囲気を感じしっかりと走りきりました。これまで美々津中が培ってきた津波に対する危機感、当事者意識の高さを感じます。

 その後、体育館に集まり、防災士の黒木邦寬さんから講話をいただきました。佐藤さんからも子どもたちの避難の様子について、真剣味があり、素晴らしかったと褒めていただきました。

 今後もいつ、どこで起きるかわからない災害に対して、子どもたちが訓練で培ったスキルと判断力で、対応できるようさらに学習を深めていきたいと思っています。