学校長あいさつ

諸塚村は、林業立村の地として、地球にやさしい森林づくりの取組が国際的にも認められ、FSC(森林管理協議会)森林認証の村となりました。また、持続可能な社会を営んでいることを評価され、高千穂郷、椎葉山地域の一つとして、世界農業遺産にも認定されました。   諸塚中学校は、このような緑豊かな大自然に恵まれ、静かで落ち着いた、大変素晴らしい環境の中にあります。

  本校には、1年生6名、2年生11名、3年生9名の、計26名が在籍しており、徒歩もしくはバスを利用して通学してきます。 素直で明 るく元気な生徒たちは、「いつでも どこでも 自分を見てほしい」という合言葉のもと、毎日、充実した学校生活を送っています。また、「あいさつ日本一」を目指し、校内外に挨拶の声が響いています。本校は、「高い志と向学心にあふれ、ふるさとを愛し、自分に誇りと自信をもった生徒を育成する」という教育目標のもと、達成をめざして、「確かな学力の育成」、「豊かな心の育成」、「夢や希望を抱いてたくましく生きる力の育成」、「保護者や地域との信頼関係の確立」を重点目標に掲げ、日々その具現化に取り組んでいます。向学心に富み、対話を通して、自分の強みを生かした学びを行い、一人一人のよさや思いを互いに尊重しながら健康で笑顔あふれる中学校を目指しています。    昨年度より、ジェンダーレスに対応した、選択できる「標準服」を導入しています。また、これまでの取組をより深化させるため、自分たちのよいところをどうアピールしていくか、一人一人の自律を目指した校則はどうあるべきか等を生徒たちの対話を通して考えさせていきます。その中で生徒の主体性、根拠をもった考えの尊重に取り組み、生徒がより生き生きと学校生活が送れるようにしたいと考えています。

諸塚中学校には、「15の春」という言葉があります。生徒は本校を卒業すると、親元を離れ自分の夢に向かって進んでいきます。その夢を実現させるため、学校生活を通して、生徒の自立心を育成できる教育を進めています。

    本校教育に対し、保護者や地域の皆様のご理解・ご支援をいただきながら、子どもに寄り添い、全職員で魅力ある、笑顔あふれる学校づくりに努めてまいります。

 

 令和6年度 諸塚村立諸塚中学校 校長 土谷 敬子

 

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