日誌

あなただったらどうする?

2学期の始業式も、子どもたちの作文発表に背筋が伸びました。

頑張りたいことを一生懸命全校の前で語ってくれたのです。

そして、毎回楽しみな校長先生のお話。今回は、現在行われているパラリンピックに関するお話でした。

子どもたちもテレビで観ていたようで、瞳をキラキラさせながら聞いていましたが、なぜパラリンピックは始まった思う?という校長先生の問いかけに一生懸命考え始めました。

パラリンピックは、今から80年ほど前、イギリスのロンドンの郊外、ストーク・マンデビル病院で入院患者によるスポーツ競技会から始まったそうです。

戦争で怪我をした人達の「残された体を最大限に使おう」というリハビリから始まったという事実にみんな驚きを隠せませんでした。

それを日本で広めようとしたのが大分県別府市の中村医師。更に子ども達は考えます。

同じように入院患者にリハビリとして導入しようとした中村医師は、周りから猛反対されても意志を貫いたからです。

今度は、「あなたが中村医師だったらどうする?」という問い。そこから、「新しいことを始めるのは大変。しかし、チャレンジすることで変わることがある」というエールをいただき、2学期の意欲を高めた子どもたちです。

その後は、心をこめて校歌斉唱をし、学習部、生徒指導部、保健体育部の先方からのお話をいただき始業式を終えました。初日から何事にも一生懸命に臨む姿を見て、どんな活躍を見せてくれるのか、今からワクワクが止まらない始業式でした。喜ぶ・デレ