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終業式校長講話

 今年の漢字は「密」でしたね。新型コロナウイルスの影響で世の中が大きく変化した年でした。本来であれば東京オリンピックが開催され華やいだ年になる予定でしたが、人類が見えない敵と戦う一年になりました。春の緊急事態宣言、全国一斉臨時休校、全国規模のスポーツ大会中止、オリンピック延期など、教科書に残るであろう2020年になりました。
 そのような中でも、「日本一の北川中学校~やる気、根気、元気、そして覇気ある学校へ~」を合い言葉に、本校では本当に、生徒のみなさんがよく頑張ってくれた1年でした。体育大会は時間短縮の工夫をしながら、3年生が中心に充実したものになりました。11月に少し感染状況が落ち着いて、修学旅行、地域学習やイベント的な行事をすることができたのは幸いでした。生徒会は携帯やSNSに関する約束事をつくるなど、今年も積極的に活動してくれました。様々な日本一に皆さんはチャレンジしてくれていますが、先日「令和2年度環境美化教育(全国)優秀校受賞」のうれしいニュースがありました。全校生徒でがんばってきたことを評価してもらい、「努力すれば日本一に近づけること」が証明できたと思います。今回全国表彰されることをみんなで喜びたいと思います。
 さて3年生はいよいよラストスパートですね。長い人生の中で何回かは本気で勉強を頑張らないといけない時期があります。きついけれど「自分を鍛えているんだ」、「成長させているんだ」という自覚をもって受験勉強に励んでみてください。その先にはきっと良いことがあります。

 最後に俳優で作家の中谷彰宏さんの言葉を紹介します。

「今の自分よりも 未来の自分に興味がある人が 今することがわかる」

 年末年始、短い休みですが、感染防止、交通事故防止などに十分に気を付けて、絶対に命を失わず、怪我をせず、1月7日の始業式に全員が元気で再会できるようにしましょう。
では皆さん、よいお年をお迎えください。

(保護者、地域の皆様へ)
 今年も大変お世話になりました。来年も北川中が地域の皆様とともに飛躍できるよう、職員一同努力してまいります。よろしくお願いいたします。(校長)