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始業式 校長講話

 皆さん、新しい年度がスタートします。この新しい年度の初めに皆さんは何を目標にしますか?

4月は「自分を変えて新しい目標をもつ」ことができる月です。

 勉強はどうでしょう。学校は勉強するところです。学力を付けるところです。得意な人も苦手な人も、とにかく一生懸命勉強しないといけない。学力を高めるといいことばかりあります。親や先生から褒められます!達成感があります!自分の将来の可能性が広がります。希望する高校、進路や夢に近づいていけます。

そのためには前向きに授業に取り組みましょう。真剣勝負で授業に取り組んでほしいと思っています。

部活動、習い事はどうでしょう。スポーツや文化活動は人生にとって大事なことを教えてくれます。技術や強さも大事だけれど、中学生だから礼儀やマナーが大事。例え負けても礼儀やマナーが一番なら優勝と同じ、それ以上の価値があります。目標を持って取り組んでください。

昨年度、「日本一の北川中学校」を合い言葉にしてがんばってきました。今年はさらに「やる気、根気、元気、そして覇気ある学校へ」をプラスしました。

甲子園や春高バレーなどの結果が出る大会では日本一は1つの学校がなります。

 でも、例えば「あいさつ」「授業態度」「返事」「靴やスリッパを並べる」などは、一生懸命やれば、どの学校も「ウチが日本一です」と宣言することができる。そして更にレベルアップをはかるために、やる気、根気、元気が目に見えるようにしたい。朝のあいさつボリュームを2倍あげてみよう。授業で反応の良い元気のある態度や返事。2倍元気に。部活動2倍元気良く。これが覇気につながると考えます。

 希望に燃えて新年度をスタートしてください!

 最後に、このような中止、自粛、延期の時期ですが、ミュージシャンの福山雅治さんが次のような話をされていましたので紹介します。「中止や延期で楽しみに、あるいは目標にしていたことが無くなって、がっくりとしている人も多いと思います。私は仕事柄、曲や企画が没になる、ダメになる経験を数限りなく重ねてきました。ある時期から、ダメになって落ち込む、悲しむ、その時間がもったいないと考えるようになりました。それなら落ち込んでいるその時間に次につながる新たな発想、アイデアを考えてトライしていくのが何倍も時間を、人生を活用できると切り替えるようにしました。」

 選抜高校野球が中止になり、夢の甲子園に出られなくなった、ある高校球児のキャプテンは「絶対コロナに負けない。この悔しさをぶつけて、夏の県予選を意地でも勝ち抜いて夏の甲子園に出ます」と話していました。私たちもがんばりましょう!!

以上で終わります。