日誌

重松 清さん 特別授業に参加しました

 昨日、本校の全校生徒が、作家の重松 清さんによる特別授業に参加しました。

 会場は高千穂町武道館で行われました。

 これは、県立高千穂高校が企画したもので、本校生徒や高千穂高校の生徒のほかに、高千穂町や五ヶ瀬町の中学生も参加し、会場には合わせて700名を超える参加者がいました。

 重松さんによる特別授業では、会場のステージに上がった、事前に希望した高校生や中学生の代表20名の発表をもとに、重松さんが進行をつとめ、地域の魅力や人のやさしさなどについて、意見を交わしました。

 代表生徒の発表としては、例えば、高校生が雲海の名所「国見ケ丘」を紹介し、「雨の日もきれいです。」と魅力をおすすめしました。それを重松さんが広げ、「もしかしたら雨の日じゃないと見えない、美しさってあるかもしれない。東京が1番で宮崎県は何番目みたいな感じの決めつけをしてしまってはもったいないですね。」と、会場の私たちにも投げかけてくださいました。特別な1時間が、あっという間に過ぎ、楽しく、深い学びとなった特別授業でした。

 

 本校生徒も2名、津隈絢音さんと馬﨑夕姫南さんが、ステージ上にて参加しました。

「日之影以外のよさがわかってよかったです。」

「高千穂など、すばらいいところがあることがわかりました。行ってみたいです。」

 まとめに、重松さんより、「ひとつ、ひとつの言葉、大切に丁寧に使ってください。それが自分自身を大切にすることだと思います。」という言葉をいただきました。

 日頃、そこにあることが当たり前に感じてしまいがちな身の回りにある景色、ともだち、家族、地域の方々・・・そして自分自身を振り返り、これからについても考えることができた時間だったのではないでしょうか。

 貴重な特別授業、重松さん、ありがとうございました。企画してくださいました高千穂高校様ありがとうございました。