日誌

6月24日(木) 3年生フィールドワーク



6月24日(木)
3年生フィールドワーク

 



3年生が「ひのかげ近未来会議」での発表に向けて、フィールドワークを実施しました。


「観光業の活性化」班


生徒たちは「日之影を外と中から見てみよう」というテーマを掲げ、
高千穂町と日之影町の観光協会や観光スポットを訪れました。



高千穂観光協会の方に高千穂の観光について教えてもらい日之影

の観光をさらによりよくするための方法を考えることができました。






たくさんのお店にアンケート置いてもらい、
日之影町の観光活性化につながるような参考になる意見がたくさん書いてありました。

アンケート結果をもとに、これからもっと日之影をより良いものにしていきたいです。






高千穂峡でインタビュー調査を行いました。

優しい方ばかりでたくさんの意見を聞くことができました。
観光客の方たちの意見を参考にさせていただき、日之影をよりよい町にしていきたいです。




あまてらす鉄道ではトロッコに乗ることができました。

意外とスピードが出ていてとても楽しかったです。



重信さんのところに行きました。YouTubeのことなど

教えてくだいました。最後に全員サインを貰いました。




「児童福祉の充実」班


生徒たちは「教育面の児童福祉を最大限活用するためにはどうすればよいか」というテーマで
町役場(町民福祉課、教育委員会)と宮水小学校を訪れ、調査活動を行いました。

ですが、このテーマの裏には日之影町でより良い暮らしをしてほしいという想いがあることに気づき、
「子供とその保護者が暮らしやすい町にするためにはどうすればよいか」というテーマに変更をしました。





宮水小学校では、6年生と日之影町の児童福祉の課題やその解決策について一緒に話し合いました。

小学生と対話をすることで、自分たちだけでは気づけなかった新たな視点を見つけることができました。
また、特別支援学級の先生にも様々なお話を聞くことができました。



宮水小学校から役場まで歩いて移動しました。
天気もよく、すぐ近くなので楽々です


役場の方々にお話を伺ったり、新しくできた図書館を見学したりしました。





「農業の振興」班


生徒たちは「農業のやりがいや楽しさと苦労を知ろう」
というテーマを掲げて、2軒の農家を訪れました。




森山さんは、息子さん夫婦と家族経営で農業を営んでいらっしゃいます。

数多くの野菜を栽培されており、おいしそうなアスパラガスをいただきました。

生徒の質問には「農業は辛いと感じたことはありません。野菜が成長し収穫する時、
お客さんから『おいしかったよ』と言ってもらった時にすごくうれしいから。」と答えていただきました。






生徒たちが質問すると、「しいたけと栗」が主要な収入源であることが分かりました。
そこで急遽、しいたけ栽培場まで移動します。

メンターである桝田さん(農林振興課)からも、町の補助などについて説明をいただきました。
「野菜」が主な収入源だと予想していた子どもたちにとって、新たな学びとなりました。




鹿の角を発見!意外に重かったです。




森山さん、ありがとうございました。

 

 


次に本田孝枝さんの家に移動し、JAに出荷するナス農園で農業体験をさせていただきました。






ナス栽培の説明を受けて、ナスを支える棒を1本ずつ引き抜く作業をします。
「腰が痛い」「この作業を1人でするのは大変」と
生徒たちは農業の大変さを身をもって感じたようです。




きれいでおいしそうなナスです。






生徒たちの質問には「虫や病気から野菜を守ることが大変。農薬すべてがダメではなく、
安全基準をしっかり守っているので、安心して野菜を食べて欲しい」と答えていらっしゃいました。

「夫や子どもに野菜をおいしく食べてもらって、健康に生きている今があります」
と農業のすばらしさも教えていただき、生徒たちの学びが広がりました。ありがとうございました。



「林業の振興」班


生徒たちは「林業のイメージ(きついなど)が本当か体験してみよう」
というテーマを設定して、伐採現場と製材工場を訪れました。






造林について説明していただき、体験します。
日之影町で初となる経営管理制度を利用している山林で、循環型林業のスタートになる過程です。






重機と山林に張り巡らされたワイヤーを使って木材を伐採する様子を近くで見学しました。





めったに見ることができない現場で、生徒たちは
林業についてさらに興味が高まった様子で
「見学できて楽しい」「林業ってすごい」と感想を述べていました。


次に、「もくみ」に移動して、製材工場を見学します。






社長さんから工場の機械や作業工程について説明を受け、いざ見学開始です。





製材工場には多岐にわたる工程と機械があることを学びました。

「ボイラーはほぼ一年間24時間稼働している」ことを知った生徒たちは驚くとともに、
「木材を一切捨てることなく活用し環境に配慮している」ことに関心していました。




午後は思考ツールと付箋紙を使って、体験・調査で分かったことなどを整理していきます。

生徒たちはどんどん意見を出していきます。

どうやら中間発表やマイプロジェクトの方向性も定まったようです。




これもフィールドワーク先を調整していただいた井植さん(農林振興課)と
日之影町の企業のみなさんのおかげですね。

本当にありがとうございました。


フィールドワークでの体験・調査をもとに、
7月15日(木)に役場の町民ホールで「中間発表」を行います。

そこでは生徒たちが「町への発信」や
「マイプロジェクト(生徒自身が町に貢献する活動)」を発表します。


ぜひみなさんも町民ホールへお越しください。