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授業改革

　本校では附属中学１年から高校３年までの理数科６年間，及び普通科･理数科高進生３年間の探究型学習を通して，｢教養｣を獲得し，｢体験｣をすることで，折れない心･立ち上がる姿勢(レジリエンス)を育み，地域の期待に応え，世界を牽引する，新時代の科学技術人材を育成する進学校｢都城泉ヶ丘高校｣を目指すことを目的として、全ての教科･科目において，科学技術人材育成に繋がる授業改革を実施しております。“いずみ式探究型授業”のモデルを造るため、探究プロセスに則った課題解決型授業や，論理的思考力や情報分析力等，科学技術人材に必要な資質･能力の育成，生徒が主体的に思考する体験･協働型の授業について研究を行っております。職員研修を定期的に行い、授業改革の目線あわせや生徒の１０年後や２０年後の姿を共有しながら全職員で取り組んでいます。また、授業改革プロジェクトチームに参加する先生を公募し定期的に研修会や授業作りをしています。

◆「いずみ式探究型授業」とは

「いずみ式探究型授業」とは、生徒自らが｢問い｣を立てる力を育む授業のことです。

そのために、普段の授業では探究のプロセス（課題の設定・情報の収集・整理分析・まとめ表現）を意識した授業作りを行っております。１時間の授業もですが、単元などのまとまりごとに探究のプロセスが散りばめられ、生徒達は自然と探究的に学習に取り組む仕掛けが作られております。

◆「授業改革プロジェクトチーム」の活動

令和７年度より、「いずみ式探究型授業」の検討･研究、実践のために「授業改革プロジェクトチーム(以下、授業改革PT)」を発足させました。メンバーは公募し、自主的に参加できるチームとしています。定期的に放課後に集まり研修や協議を行い、研究を深めています。

１学期には授業改革PTを５チーム(教科科目混在、各５～６名)に分け、５つの単元･授業を各チームで作成し、研究授業を行う実践に取り組みました。併せて、本校で以前から実施している｢研究授業期間（６月から７月）｣は例年通り実施し、各教科からの代表者１名が研究授業を行いました。

２学期は再度メンバーを公募し、新たな取り組みを行う予定です。