防災訓練がありました。

今日は都農高校で防災訓練がありました。
地震による二次災害で火災が発生したという設定で、6限目の終了後に訓練をしました。

都農高校 避難訓練 移動中

生徒達はスムーズに移動し、体育館に集合しました。

体育館では、校外の防災訓練講座に参加した職員が講座の内容を振り返りながら話をしました。

職員の話

「もし南海トラフ地震が発生したらどうなるだろうか。」

生徒たちの答えは、「立っていられない」「家が壊れる」「火事などの被害が起きる」でした。

南海トラフ地震が起きた場合、宮崎県内では推定死者4万2千人。建物倒壊は8万3千棟と言われているそうです。

災害の映像

質問のあと、生徒たちは実際の東日本大震災と阪神・淡路大震災の映像を見ながらその恐ろしさに唖然としていました。

映像では、ある高校で地震直後に火災が発生し、外にいた生徒たちが大慌てしている様子が写っていました。校内の駐車場はひび割れ、「建物から離れなさい!」と叫ぶ声が何度も響き渡りました。

校長 講評

校長先生の講評の中では、「小学校から毎年必ず避難訓練がされているが、何故か。」という問いが投げかけられました。

それは、本当に災害が起こった時に、人は訓練したことや準備をしたことしか出来ないからだそうです。

想像のつかない自然現象、災害の中で、冷静に判断するのは大人でも難しいことです。だからこそ、もしもの時に備えて訓練をおこなっているのです。

今日の避難訓練は、毎年おこなう訓練がどれほど重要で意味があるものかということを改めて考える機会になりました。