熱い!進路講演会!!

6月8日(月)の5、6限は進路講演会でした。

演題は「社会人としてのマナーおよびコミュニケーション能力の向上」です。

講師は木林みづ穂先生です。

先生は、 心理カウンセラーとして多くのクライアントから支持を受ける一方
現在は社員教育・カウンセリングに重点を置き活躍されています。
様々な企業や学校、なんと警察での礼法指導も行っているとのことです。
本日は、はるばる福岡からお越しいただきました。



先生の講演は、非常に熱いものでした。
礼法指導に集中できていない生徒には、どんどん檄(ゲキ)が飛びます!

まずは聞く姿勢、座り方から学びました。

しかし、生徒達にはここから難しかったようです。

多くの生徒に、普段の生活における「油断」が出ています。

先生は全員が正しい座り方ができるまで、決して次には進みませんでした。

生徒達は非常に厳しい指導だと感じたことでしょう。
でも、これが普通なのです。

今日、生徒達は初めて「本物の礼法指導」に触れたといえます。
「集団で行動する時は、周囲に迷惑をかけない」
この基本を、徹底的に指導して下さいました。



基本の挨拶も、何度も繰り返して覚えます。
テキパキとした起立、礼。
ハッキリと声に出す挨拶。
各学年毎に指導を受けます。なかなかO.K.が出ません。


人の第一印象は
見た目が55%
聴覚が38%
言葉遣いが7%

で決まります。
これを「メラビアンの法則」というそうです。

とにかく第一印象が企業面接では鍵となります。
しかし、付け焼刃の練習では面接官は簡単に見抜かれてしまいます。


そして、約2時間の練習を経て・・・

全校生徒がしっかりとした挨拶ができるようになりました。

何度も繰り返し、徹底して指導して下さった木林みづ穂先生。

生徒達は、自分達がどのようなレベルにあるのか
徐々に理解できたと思います。

最後に、生徒会副会長が
「今日の指導をもとに就職・進学試験に向けて取り組みたい。夢実現に向けて頑張ります!」
と、お礼のことばを述べました。

帰り際、木林先生は副会長の笑顔をほめて下さいました。


副会長は講演会のあと
「今回の指導は大変厳しかったけれど、これが普通だと思います。
私達が、周囲のやさしさ(ゆるさ)に慣れすぎていただけでした。
笑っている場合では無いくらい、就職に対する危機感を感じました。」
と感想を述べています。

まさに、その通りです。

木林みづ穂先生、本日は大変ありがとうございました。
本日を境に、本校生徒達の進路意識は大きく変わりつつあります。