都農町の歴史を探る!地域巡検

都農高校には「宮崎の歴史と文化」という授業があります。
郷土宮崎の歴史や文化について学ぶ学校設定科目です。

特に地元都農のことについても詳しく学んでいます。
週に1回、2時間の授業です。

毎年、都農町内の文化財を回る地域巡検を実施しており
今年は12月17日(木)に行ってきました!

この日も素晴らしい晴天に恵まれ、生徒たちもとても楽しそうに参加していました!


学校前の畑です。
昔は、この辺までが都農神社の敷地だったそうです。
この場所に鳥居があったと先生が説明してくれました。


赤木家住宅です。
宮崎県下に唯一現存する「本陣」です。
「本陣」とは、大名等の偉い方が、長距離を移動する際宿としたところ。
美々津から高鍋に移動する道中、宿泊したそうです。(へぇ~!!)

現在も赤木家の方がお住まいです。

普段は一般公開していませんが、特別に見せていただきました!
町役場の職員の方にとても丁寧に分かりやすく説明していただきました。
奥の間が、大名の方が泊まる部屋です。


生麦事件でイギリスと関係が悪化した際、
島津久光公が薩摩に向かうときに一泊されており、そのときの板札も残っています。


その後、都農神社に行きここでも先生からいろいろな歴史の説明がありました。
ただ、時間が限られており詳しい説明はできませんでしたが
生徒たちは興味深く説明を聞いていました。

短時間でしたが、都農町の歴史を深く学べた2時間でした。