縁の下の力持ち

雨が続いたここ数日。
雨雲が空を覆っていて日が暮れるのを早く感じる、そんな最近の出来事です。
夜19時半頃だったと思います。

帰宅しようと駐車場まで歩いていたら、3年棟の前にある花壇の近くで何かがモゾモゾと動いているのに気がつきました。

よく見ると、若手の男性職員が薄暗い中しゃがみ込んで何かをしていました。(怖っ!!)

「何をしてるんですか?」と尋ねてみたところ、花植の時期が近づいてきたので花壇整備を生徒としていたが間に合わないと思い、仕事が終わってから草抜きをしていたら日が暮れてしまった、とのこと。

よく見るとその職員、靴が泥だらけ。手も、使っていたクワも泥だらけ。
(…先生、泥だらけじゃないですか。)

日を改めてその先生が草抜きしていた花壇を撮影してみました。
都農高校 3年花壇の様子
まだ少し、草が残っていますが、土も掘り起こされ次の作業がすぐできるように準備されています。

そして本日、花壇整備の日です。
都農高校31HRの花壇
生徒と一緒に、残っている草を全て抜き土を耕しました。

花壇整備
生徒と、花をどのように植えるか相談しています。

花壇整備2
どうやら花の形にした様子。

写真を撮っていると、生徒が「ほら、先生」と手を差し出してきました。
生徒の手
一生懸命に花壇整備をした手は泥だらけでしたが、ステキな手をしているなぁと思いました。

生徒が校内で活動する時、それを影ながら支えている先生がいる。
勉強だけでなく心の成長にも全力で取り組む、それが都農高校の職員のスタンダードです。