薬物乱用防止教室を行いました

11月30日(木)は薬物乱用防止教室を行いました。

今回は、宮崎ダルクから講師の先生をお招きして
薬物の恐ろしさを学びました。

ダルク(DARC)とは
DRUG=薬物
ADDICTION=依存
Rihabilitation=回復
CENTER=施設
を組み合わせた造語で、薬物依存の治療を行うリハビリ施設です。


講師の先生も、過去に薬物を使用した過去があるそうです。
なぜでしょう。

薬物治療を行う病院の先生は、当然ながら薬物依存の経験がありません。
なので、病院でできる治療は全体の50%ほどだそうです。

薬物依存を治す薬はありません。
ただ、ひたすら薬物を使わない生活を続けることが治療なのですが
その苦しさを知っているのは、過去に薬物依存を乗り越えた人だけです。

ダルクとは、そのような共同生活を行う場所だそうです。


DVDでダルクの活動を視聴したのち、講師の先生の話を聞きました。

実際に薬物依存で宮崎ダルクに入り、現在治療中の方にもお越しいただき
自身がなぜ薬物に手を染めたのかをお話しいただきました。


生徒達は、熱心にそのお話を聞いていました。
薬物の入り口は、身近にあるそうです。
小さな悩みが、やがて大きくなり薬物に手を伸ばすのです。


悩みを抱えたとき、話せる人をたくさんつくっておくと良いのだそうです。