英語と音楽のコラボレーション授業

10月中、スウェーデンから留学生が来ていた都農高校。

生徒たちは英語だけでなく、その他の言語や異文化にも興味を持ちました。

また、留学生が都農高校生と一緒に授業に参加するために本校職員が協力し合いました。
砂糖を使った和菓子作りで実験をした化学、日本とスウェーデンの医療制度を比較した保健体育、日本と北欧の気候や海流の違いについて学んだ地理など。
都農高校では、英語と日本語を織りまぜた素晴らしい授業が展開されていました。

都農高校 化学の授業
【化学の授業でカルメ焼きを作る留学生と生徒】

数学でも、生徒と職員が「三角形の中心点って英語で何て言うんだっけ」と、留学生と一緒に数学を学びながら英語で伝えようと一生懸命でした。

創立60周年を迎えた都農高校ですが、おそらく過去に前例のないくらい生徒も職員も国際化していたと思います(^~^)

さて、今日のブログはそんな留学生が帰国した後の話になります。
実は、都農高校の英語科の中に他の授業で英語をアウトプット(出力)する楽しさを覚えた職員がいました。(私です。)

何か生徒が他の授業で英語を使って表現できないかなと考えた結果、まず手始めに音楽の先生に協力していただきました。
被災地応援ソング「花は咲く」の英語版「FLOWERS WILL BLOOM」を授業で歌いました。
都農高校 音楽×英語の授業風景
生徒たちは、ALTのクリス先生の歌が上手でとても驚いていました。

英語の歌を歌う都農高校の生徒
何度か朗読した後、メロディに合わせて歌っていきました。
ネイティブの発音を聴きながら歌の練習ができるなんて贅沢ですね。

最後は歌を完成させて披露した都農高校生
あっという間に1時間が過ぎ、曲を何とか歌えるようになりました。
生徒たちは「次も英語の歌を歌いたい!」「次の授業は何をするの?」とワクワクしていました。

本来、言語はコミュニケーションのための道具です。
これからも、生徒が英語で自分の意見や思いを表現できるような授業を展開していきます!

生徒がのびのびと学べる環境を整えたい、と都農高校の職員が思う理由は、生徒たちが素直に学ぶ姿勢を持っているからです。