宮崎県立都農高等学校閉校記念式典について(お礼)
早春の候 皆様におかれましては益々御健勝のこととお喜び申し上げます。
宮崎県立都農高等学校は去る2月27日、閉校記念式典を挙行いたしました。
お陰様をもちまして、閉校記念式典は厳粛な中にも温かな感動の残る思い出多いものとなり、たくさんの皆様に都農高校との別れを惜しんでいただくことができました。心より感謝を申し上げます。
本校は、校歌の一節にもある「海陸の幸大いなる」環境の中で、総合学科のキャリア教育を柱とした「学びの多様性」を特徴とし、一人ひとりの教育的ニーズに応える伸びやかな教育活動を展開してきました。また、「地域社会の負託に応える学校」を大きな目標として掲げ、閉校に至るまで、ボランティア活動や就業体験、課題研究を通じて、地域に深く根ざした教育活動に全力で取り組み、大きな成果を上げることができました。
開校以来67年の歴史を有する宮崎県立都農高等学校は、10,317名の卒業生を輩出し、その幕を閉じることとなりましたが、地域に根差した本校の教育実践は、再編統合後の高鍋高等学校へ受け継がれていくものと確信しております。この間、長年にわたり本校の教育活動にお力添えを賜りました関係各位に対し、厚くお礼申し上げますとともに、皆様の御健勝と御多幸をお祈り申し上げ、お礼の御挨拶とさせていただきます。
令和3年3月吉日
宮崎県立都農高等学校
学校長 梅津 政俊
同窓会会長 河野 智博
PTA会長 宮司 貴広