お知らせ
2月号【h.yokoyama】
『気づけば2月も下旬。』
 暖冬と言われたこの冬ですが、1月は数十年に一度の大寒波が到来し、積雪で交通がマヒしました。2月に入っても雪が舞うことが何度かあり、高千穂の寒さを実感しています。

 さて2月3日は節分でした。学校では生徒達が夏場に栽培した落花生を使って、豆まき用の豆を準備し、美術の授業で作った鬼の面をかぶって豆まきを楽しみました。すべてが生徒達手作りの豆まきで、私自身大変感心しました。

2月9日には、宮崎県障がい者スポーツ賞の授賞式があり、生徒引率で参加してきました。高校生は4名の生徒が受賞しました。高千穂校からは女子生徒1名が優秀賞を受賞しました。受賞理由は、10月に和歌山県で実施された全国障がい者スポーツ大会で優秀な成績を収めたからです。10年後には宮崎県で大会が開催される予定です。彼女が成人して、再び活躍してくれることを密かに期待しているところです。当日は、県スポーツ特別賞の授賞式も併せてありました。県庁講堂には、昨年度全日本剣道日本一の竹ノ内選手をはじめ、県内を代表する日本のトップアスリートも顔をそろえていました。その中で、河野宮崎県知事から直々に賞状と盾をもらって、うれしそうに笑っていたのが、大変印象的でした。

気づけば2月も下旬です。卒業式まで一ヶ月を切りました。3年生3名がこの高千穂校で生活するのもあとわずかです。卒業式に向けてのカウントダウンが始まりましたが、最後まで元気にみんなで仲良く過ごしてほしいものです。

12月号【h.yokoyama】
 
『多忙な二学期も何とか無事終了。』
 

高千穂は師走も後半というのに霜が降りたのはわずかに4回でした。今年の冬は予報通りの暖冬のようです。

 さて、二学期は高千穂高校と合同で実施した神舞祭に始まり、五ヶ瀬中等教育学校との交流及び共同学習、本校での体育大会や五ヶ瀬町での夕陽の里フェスタ、そして産業現場等における実習と、生徒達にとっては大変忙しく、行事に追われた学期でした。つい先日はニュースポーツを通じた「心のバリアフリー推進事業」で、初めて延岡青朋高校の生徒達と一緒にハンドアーチェリーにも挑戦しました。いろんな学校行事を経験して、また地域の方々との交流を通じて、生徒達はそれぞれ少しずつですが、確実に成長していると感じています。そして、私たち職員も、いつも笑顔で前向きに取り組む生徒達を見て励まされ、忙しかった二学期を何とか乗り切ることができました。

三学期も生徒達の元気で明るい笑顔がたくさん見られることを期待したいと思います。
 本年は多方面の方々より、ご支援ご協力を賜りありがとうございました。来年もさらなる躍進に向けて、努力と精進を重ねてまいります。

 皆様よいお年をお迎えください。

10月号【h.yokoyama】
『大きなイベントも地域の方々に支えられ大成功!』
 
10月も下旬になると高千穂の地は朝夕気温が下がり秋らしくなってきました。早朝霧に包まれることも珍しくはなくなりましたが、紅葉はまだまだみたいです。学校はというと、行事に追われてあっという間に過ぎてしまった感じです。生徒達は、どの行事も元気に取り組んでくれました。

9日(金)は五ヶ瀬中等教育学校での芋掘り&ステーキ給食交流が実施されました。一学期に植えた畑のサツマ芋の畝を手でくずしながら大きな芋を見つけては歓声をあげていました。わずか一時間程でしたが、持ちきれないほどのサツマ芋をおみやげにいただきました。給食では、大きな牛肉に驚きながらも、それぞれがみようみまねで自分好みの焼き加減で調理していました。高千穂校の生徒にとって年に一度のステーキ交流とあって、楽しそうに歓談しながら食事している姿が印象的でした。

11日は、五ヶ瀬町桑野内地区で実施されたイベント「夕陽の里フェスタ」にパネル展示と販売学習で参加しました。作業学習で制作した皿や箸置き、イーゼル、トートバック等を地域の方々にたくさん買っていただき、大変うれしくまた有り難く感じました。生徒達も自分達の作った製品が売れた喜びをかみしめているようでした。あわせて、作業の様子や学習風景等をパネル展示して、しろやま高千穂校のPRにも力を入れたところでした。少しでも地域の方々にしろやま高千穂校を知っていただける良い機会になったと職員一同喜んでいるところです。

24日(土)はしろやま本校での体育大会に参加しました。晴天の下、生徒達は競技や応援に一喜一憂して思いで深大会となりました。何より生徒全員が参加でき、すべての競技に活躍できたことは本当に良かったです。また、同じ週に実施された全国障がい者スポーツ大会では、フライングディスクに生徒1名が宮崎県代表で参加しました。そして見事金メダルを受賞しました。しろやま高千穂校にとっては本当にうれしいニュースとなりました。

  このように10月は毎週のように大きなイベントがあり忙しい毎日でしたが、楽しく参加する生徒の姿を目にすると、実施して本当に良かったと思います。11月には、再び産業現場等における実習が始まります。障がいのある生徒達の地域での自立と社会参加に向けた訓練の場です。地域の方々のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

9月号【h.yokoyama】
『二学期が順調にスタート!』
夏休みが終わり、神舞祭そして9月に入り交流及び共同学習と慌ただしい2学期の始まりでした。生徒達にとっては、それら1つ1つが良い思い出になったことと思います。神舞祭では、高千穂高校に大変お世話になりました。今年も特別賞をいただき生徒・職員共に大喜びでした。準備から当日の発表までいろんなアイデアを結集し、寸暇を惜しんでの練習の毎日でした。朗読劇にかける生徒達の意気込みには本当に驚かされました。

 高千穂高校との交流及び共同学習では、大根の種まきを行い、生産流通科の生徒達にそのコツをききながら上手に種まきしていたことが印象的でした。

 また、将来のより豊かな社会生活の実現や新たな才能の開花に繋がる支援を行うことを目的とした特別支援教育の取組の1つである「よか余暇活動」では、ヨガとお菓子作りに挑戦しました。ヨガでは、自分自身のからだのかたさに気づかされ顔をゆがめる生徒や、普段の体育以上に汗をいっぱいかいている生徒もいました。お菓子作りでは、甘い香りに包まれた工房でチーズまんじゅう作りに挑戦し、自分達で作ったお菓子を試食するなど終始笑顔で楽しい活動となりました。

月末には、稲刈り交流も待っています。このように2学期も、高千穂高校や地域の方々にご支援・ご協力いただきながら、体験活動や交流及び共同学習を積極的に行っていきたいと考えています。


7月号【h.yokoyama】
『皆さんに感謝!』
 昨年からの悲願であった公式戦出場がやっと叶いました。天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会宮崎県ラウンドが綾てるはドームでありました。そして本校2年生の木下美沙希さんが、高千穂高校の選手と一緒に大会に参加しました。これまで日々の練習は高千穂高校バレー部と一緒にしていたのですが高体連等の大会規定によりベンチに入ることすらできず、観客席から応援するだけでした。しかし、関係者のはからいにより出場が認められ、本県支援学校生徒としては、初めてバレーボール公式戦に出場しました。関係者の皆様には、この場を借りて厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 7月も中旬になり、夏休みが目の前です。梅雨の影響で実施できなかった水泳が、今月になってようやくできるようになり、生徒達も喜んでいるところです。終業式まであと1回実施予定ですが、台風が接近中ということでかなり厳しい状況みたいです。何とか実施できるといいのですが・・・。

 いよいよ生徒達が待ちに待った夏休みが始まります。長期の休みにしかできないことに積極的に挑戦してくれることを期待したいと思います。ちなみに7月19日(土)~8月23日(日)が夏季休業となります。

6月号【h.yokoyama】
『充実した一カ月』
 6月も終わりました。今月は5月以上に早く過ぎたように感じます。ここ3日間は雨も降らず梅雨を忘れさせてくれる晴天が続いていますが、梅雨は後半に入ったばかりだそうで、もうしばらくは恵みの雨を感じられるようです。

 さて、先日公職選挙法が改正され、70年ぶりに選挙権年齢が18歳以上に引き下げられました。早ければ、来年の参議院選挙から施行されるそうです。今の高校2年生から選挙権が与えられるということで、支援学校においても有権者教育の必要性が出てきました。
 先日、高千穂高校で生徒会役員選挙に伴う立ち会い演説会があるとのことで、その傍聴をお願いしたところ、教頭先生そして生徒指導主事の快諾を得ることができ、生徒達は高千穂高校体育館で一緒に演説を聴きました。これまでにも、生徒達は中学校での生徒会選挙には参加していたようです。ただ、高千穂校では、生徒会そのものがありませんので、大変よい機会に恵まれたと感謝しているところです。また延岡本校で同様の機会があれば、そちらにも参加させたいと考えています。そして、少しでも選挙について理解してくれるように、有権者教育を充実させていきたいと考えています。

 また、6月は2週間から3週間に及ぶ産業現場等における実習がありました。生徒達が、町内外12カ所の事業所や商店等で、接客や清掃作業等の実習をさせていただきました。元気に実習している生徒達の様子を見て、私自身たくさんの元気をもらいました。生徒達は、それぞれの実習先で様々な経験を通して、仕事について理解を深め、また人との接し方など多くのことを学ぶことができました。ご協力いただいた方々に、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 一学期も残すところ一ヶ月を切りました。楽しい夏休みに向けて、生徒・職員元気に梅雨を乗り切っていきたいと思います。

5月号【h.yokoyama】
『叫ぶべきか。つぶやくべきか。』
 5月はPTA総会に始まり、G.W.後の県障がい者スポーツ大会と行事が続き、気づけば5月も下旬になっていました。また、高千穂高校、五ヶ瀬中等教育学校との交流も始まり、生徒・職員ともに慌ただしい5月でした。

先日14日には、県の移動図書館である「やまびこ号」が半年ぶりにやってきました。生徒達が借りたい本を選んだ後、私も新しい本を借りようと眺めていると、齋藤孝さんの「つぶやく時代にあえて叫ぶ」という本が目に止まり、借りることにしました。このブログの“つぶやき”に対峙する?タイトルで興味がわきました。まだ、10数ページしか読んでいませんが、なかなかおもしろそうです。“なぜ人は叫ばなくなったのか”の中で彼は、文明が発達してその社会にルールができ、マナーがとやかく言われるようになると、それまでは平然としてやっていた行為が、恥ずかしいこと、礼儀にもとることだと思われるようになり、人は他人の目を気にして自分の感情を抑えなければと思うようになった。と書いています。私はよく大きなくしゃみをして、まわりから驚かれることがあります。しかし、この行為を改善しようとは思いません。人によっては、押し殺すかのようないや飲み込むかのような無言に近い状態のくしゃみをする人がいます。見ていて健康に悪そうだなと感じます。くしゃみは体内の異物をはき出す行為に他ならないからです。だったら思いっきりはき出すべきだと思います。もちろん、場所をわきまえてやっているつもりです。“くしゃみ”という行為は、叫ぶに似たところがあるなと感じています。

ところで、今月から始まった交流は、本校の生徒達が高校生と体験学習を通してコミュニケーション力を身につけることを一番の目的としています。昨年度以上に生徒達どうしの会話がみられ、期待以上の成果が得られたことを職員一同大変喜んでいるところです。

これからも生徒達がいろんな体験活動を通して、多くの高校生と交流し、お互いを理解し合えるよう、支援していきたいと考えています。

 また6月には、産業現場等における実習が始まります。障がいのある生徒達の地域での自立と社会参加に向けて、今年度も地域の方々のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

4月号【h.yokoyama】
『リスタート』
 北方を過ぎ日之影そして高千穂へ。左前方には切り立った深い渓谷が続きます。一方右手には、山々が連なります。ところどころ視界が開けて、慣れると意外に走りやすいR218です。4月を迎えて、新緑がまぶしく感じられるようになってきました。生命の力強さでしょうか。しかし、何かしっくりきません。山の中腹当たりまで、うっすらとピンクや薄緑に色づいた山々。県南部に比べると、この地はそこまで杉の植林が進んでいないことがうれしく感じられます。数日後、11日付宮崎日日新聞の気象余話に“山笑う”は春の季語であるとありました。「むしろこれだな」と納得できました。そして歌人正岡子規の「故郷や どちらを見ても 山笑う」が紹介されていました。力強さではなく、新緑の”ふわふわ感”。これがしっくりいく西臼杵地域の山々です。

 さて、高千穂校は4月9日(木)に始業式を、そして翌日10日(金)には延岡にある本校との合同入学式を実施し、新入生1名を迎えて、生徒総数7名の新学期がスタートしました。新校長を迎えて職員一同新たな気持ちで“チームしろやま”を合い言葉に、これからの1年、生徒達の幸せのために頑張っていきますので、皆様のご協力をお願いいたします。