高千穂郷・椎葉山地域 世界農業遺産見学


 11月11日(木)、高千穂高校生産流通科からお誘いいただき、椎葉へ世界農業遺産の取組を見学させていただきました。
 計画、バスの手配、昼食等々、高千穂高校生産流通科の先生がしてくださいました。本当にありがとうございました。
 高千穂高校の事業に、しろやま支援学校高千穂校が参加させていただいた形になります。高千穂高校に心から感謝申し上げます。

 世界農業遺産とは
 世界農業遺産「GIAHS:ジアス」とは、世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、国連食糧農業機関「FAQ」が評価・認定する制度で、平成30年7月現在、世界で21カ国52地域、日本では11地域が認定されている。 
 ~世界農業遺産 高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会 作成資料より~

 
 <バスで2時間以上・・・>   <山頂には雪が>
 
  <焼き畑の後土地>  <ヒエをとらせていただきました>
 
 <実りを間近で・・・>   <焼き畑後の斜面を歩く>
 
  <昼食:ヤマメも!>  <ありがとうございました>

 小規模な範囲で森林を伐採(ヤボ切り)→祈りを捧げて火入れ(ヤボ焼き)→ソバ(1年目)→ヒエ・アワ(2年目)→アズキ(3年目)→ダイズ(4年目)→20年から30年程度の休閑期間を設けて森林を戻す→・・・・

 焼かれる森林は小規模で、場所をかえてパッチ状に営まれるので、動植物の生態に及ぼす影響は深刻にはならないそうです。

 大いなるものの存在を感じさせる素晴らしい体験でした。