日誌

Adobe Reader および Acrobat の脆弱性対策について

アドビシステムズ社の Adobe Reader および Acrobat に、PDF ファイルを閲覧することで
任意のコード(命令)が実行される脆弱性(APSB16-02)が存在すると同社から発表されています。

これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、
攻撃者によってパソコンが制御されたりして、様々な被害が発生する可能性があります。


校内LAN等で該当製品をご使用されている場合は、至急、修正プログラムを適用するようお願いします。

【対象製品とバージョン】

 Acrobat Reader DC (Continuous Track)  15.009.20077 およびそれ以前のバージョン
 Acrobat Reader DC (Classic Track) 15.006.30097 およびそれ以前のバージョン
 Reader XI 11.0.13 およびそれ以前のバージョン
 Acrobat DC (Continuous Track)  15.009.20077 およびそれ以前のバージョン 
 Acrobat DC (Classic Track) 15.006.30097 およびそれ以前のバージョン 
 Acrobat XI 11.0.13 およびそれ以前のバージョン

※Adobe Acrobat X および Adobe Reader X のサポートは終了しております。
 アドビシステム社は、Adobe Acrobat DC および Adobe Acrobat Reader DC を
 インストールすることを推奨しています。


Adobe Reader を起動し、「ヘルプ」メニューの「アップデートの有無をチェック」から更新することができます。

【関連リンク】
 ▽IPA情報処理推進機構
  Adobe Reader および Acrobat の脆弱性対策について(APSB16-02)(CVE-2016-0932等)
  https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20160113-adobereader.html