お知らせ

第4回研修会

みやざき歴史文化館にて第4回研修会  平成29121日(金)

 午前中は専門部会及び報告会が行われた後、平成30年九州地区難聴・言語障がい研究大会佐賀大会のレポート検討を行いました。
 高鍋東小学校ことばの教室の三角由美先生が、第1分科会(構音)の提案者となっています。「構音に歪みのある児童に対して、どのように指導・支援していけばよいか~主体的に練習する中で、改善の定着を促し、日常の工夫につなげる工夫を通して~」について報告します。
 本番と同じように報告してもらい、それを受けて会員間で意見交換を行いました。三角先生の日常の丁寧で温かい指導を学ぶ良い時間となりました。
 午後からは、国立特別支援教育総合研究所 牧野泰美先生による、「難言教育における子どもとの関わり及び教室運営の基礎・基本」という演題で講義がありました。
 「ことばの教室がなぜ学校にあり、なぜ教員が担当するのか」「通級だからこそできること」「ことばを使う楽しさ、感覚をどこまでことばの教室でやれるか」など、指導・運営の基本的なことを再認識することができました。
 「できるように(自己有能感)なることも大切だが、OKと思えること(自己肯定感)はもっと大切。」牧野先生の言葉です。子どもたちが、今を生きることに勇気をもらえる「ことば・きこえの教室」が運営できるようこれから励んでいきたいと強く思う充実した研修会となりました。