お知らせ

九州地区難聴・言語障害教育研究会


 令和元年7月29日~7月30日、第43回九州地区難聴・言語障害教育研究会福岡大会が開催されました。

【1日目 7月29日(月) 福岡リーセントホテルにて】
 総会終了後、記念講演が行われました。
 【講師】九州大学病院耳鼻咽喉科 医学博士 菊池 良和 先生
 【演題】「吃音の合理的配慮を考える」

  吃音の合理的配慮の例を具体的に示しながらお話をされました。講演が終わると、質問の時間を設定していただき、会場に来ていた通級指導教室に通う子どもたちからの悩みや質問にも答える場面がありました。



 夜には、交流会が行われ、九州各県から参加した先生方と通級指導教室の現状について情報交換をすることができました。また、来年度研究会開催の大分県の紹介もありました。

  

 【2日目 7月30日(火)クローバープラザにて】
 5つの分科会に分かれ、提案や協議、ミニレクチャーが行われました。
 第1分科会では、宮崎県を代表して、都城市立明道小学校の関屋香代子教諭が発表されました。司会をえびの市立加久藤小学校の三浦弘子教諭が務められ、「構音に誤りのある子どもをどうとらえ、どう支援していくか」について活発に協議がなされました。




 記念講演や分科会、交流会において、教育実践の成果や課題をはじめ、各県の実態、菊池先生の貴重な話などを聴くことができ、有意義な2日間となりました。
 県内の先生方に報告するとともに、今後の指導に活かしていきたいです。