お知らせ

第3回研修会

 平成30年10月18日、みやざき歴史文化館において第3回研修会を行いました。
 午前中は、専門部会が行われました。専門部ごとに今後の取り組みの検討や確認を行いました。
 午後からは、はじめに、宮崎市総合発達支援センターで言語聴覚士として御活躍されている原澤奏子先生を講師にお招きして「側音化構音指導の実際」とのテーマのもと、ご講義いただきました。構音指導について原澤先生からご講義いただくのは、今年度2回目でした。今回も「新版 構音検査」を基に専門的なお話を伺うことができました。原澤先生は、側音化構音指導にあたって、舌の緊張を取ることの大切さを繰り返し話されていました。子どもとの信頼関係を基にリラックスさせながら、脱力したやわらかい舌を使って、正しい構音点や構音方法を身につけさせていくことの大切さを学ぶことができました。
 つぎに、平成31年度九州地区難聴・言語障がい研究大会福岡大会に向けてレポートの検討を行いました。福岡大会は、都城市立明道小学校ことばの教室の関谷香代子先生が第1分科会(構音)の提案者となっています。これまでの取組の報告を受け、会員間で意見交換を行いました。関谷先生の子どもと共にある丁寧な指導を学ぶことができました。
 専門的な内容や実践にふれることができ、有意義な一日を過ごすことが出来ました。