お知らせ
 昨年は春先の気温がやや低かったせいか、メダカの産卵開始が遅れたようでした。授業に間に合わないで慌てた学校も多かったように聞いています。水温が25℃くらいにならないと産卵しないようですので、ヒーターを入れて水温を上げてやる必要があるようです。水槽内の循環装置はメダカにとっては必要ありません。
 また、孵化した稚魚は、グリーンウォーター(植物プランクトン豊富なの緑色の水)に入れて飼育することをお勧めします。無色透明のきれいな水の中では、稚魚のエサがないので飢え死にしてしまいます。また、カナダもなどの水草を適切に入れることと循環装置を使わないことがコツでしょう。せっかく孵化した稚魚ですから、成魚になるまで育ててその過程を観察させることが、子供たちにとって非常に大切な学習になると思います。
 また、メダカがいなくてメダカの成魚を店から買ってきたり、卵を教材店から購入したという話も聞いています。そこで、希望される学校には研修センターの理科室で飼育しているメダカを譲ることもできますので、希望される学校はどうぞ遠慮なく連絡をしてください。