日誌

2015年3月の記事一覧

学校 「1年間の課程を修了する」 ~ 平成26年度 修了式

  3月26日(木)。今年度の教育課程の最後を締めくくる修了式が執り行われました。
 
  まず 1年生と2年生の代表生徒が、この1年間取り組んだ学習活動や学校行事、生活面等の成果と反省について発表しました。この1年間でできるようになったこと、思い出に残ったこと、進級して頑張りたいことについて振り返ることができました。

  校長先生からは「今日皆さんにお渡しする通知票の裏には『第○学年の課程を修了する』という文言が載っています。これは『その学年の学習内容や教育活動を修めた、できるようになった。』ということです。 (中略) これから私たちは、まずできるようになったことを自分ではっきりとアピールできるようになって欲しいと思います。はっきりさせることができれば、できなかったことにも目が向き、何をどうすればもっとできるようになれるのかが、自ずと見えてくるようになってくると思います。自分に自信を持てるようになってほしい。」とのお話がありました。
 

 「太平洋の荒波と潮の香薫る」この南浦中学校に、この1年間、保護者、地域の皆様の温かいご協力の下、全校生徒、職員一同力を合わせて、新しい校風や伝統を切り拓こうと精進して参りました。生徒たちには、どんな困難にも負けず、たくましく生き抜いていく力を身につけていって欲しいと願っています。来年度もどうかよろしくお願いいたします。

1年間を振り返る男子生徒。 1年間を振り返る女子生徒。
校長先生のお話を聴く全校生徒。 校歌斉唱する全校生徒。

キラキラ 「最後の宿題を出します。提出期限なしです。」 ~ 第1回卒業式

 3月16日(月)。初の卒業式が執り行われました。男子1名、女子3名、計4名がこの学舎を巣立ちました。

 
 校長先生からは「開校1年目に南浦中ならではの校風や伝統を築こうと、最上級生として一生懸命頑張り、常に笑顔で下級生を導いてくれた。第1期生として堂々と旅立ち、母校の名声を大いに高めてください。」という感謝と励ましの式辞が贈られました。

 卒業生代表からは「第1期生として不安を感じたり、前の学校同士で意見ややり方が分かれることもあった。でも、一つ一つの学校行事がそれらを乗り越え、絆を深めさせてくれ、私たちを大きく成長させてくれた。一緒に過ごした日々は宝物。くじけそうになった時は中学校生活を思い出し、精進していきます。」という感謝と決意の答辞を伝えてくれました。

 校長先生から贈られた最後の宿題「幸せになりなさい」は、職員一同同じ気持ちでいっぱいです。自分自身とじっくり向き合ってよき人生を切り拓いていって欲しいと願わずにはいられない卒業式でした。
学校長式辞 式辞を聞く卒業生
在校生代表送辞卒業生代表答辞
混声3部合唱「明日へつなぐもの」を歌い合う全校生徒混声3部合唱「新しい朝」を歌い合う卒業生
混声3部合唱「新しい朝」を伴奏する卒業生 校歌が盛大に響き渡りました。

「♂性♀」を生きる ~ 性に関する指導

 3月10日(火)・11日(水)の2日間にかけて、WYSH教育を取り入れた性に関する指導を実施しました。

 1日目は、めあてを「思春期の『性』と向き合おう!」とし、思春期の心とからだの変化について自分の内面を振り返りました。また先生方の思春期の頃とも比べながら、楽しく学ぶことができました。さらにストレス解消法についても、一緒に考えることができました。

 男女の成長は同じかな? どんなことがつらかった?悲しかった?
 班でまとめた意見を発表しています。 どんなストレス解消法があるかな?

 2日目は、めあてを「自分の『性』を精一杯生きよう!」とし、男女の性的関係で起こる問題(性感染症・望まない妊娠)に気づくことで、男女交際の在り方や自分の性について考えるきっかけになりました。

 エイズ○×クイズの正解は? どんな男女交際をしたいかな?
 どれだけエイズのこと知ってるかな? ステキな高校デビューをしてね!

 2日間を通して、この1年を振り返りながら自分の「命」や「性」と向き合い、自分を大切にしながら自分らしく生きていくことについて考えることができた時間でした。

会議・研修 匠の技ジュニア体験教室

 3月9日(月)に、 匠の技ジュニア体験教室がありました。宮崎県職業能力開発協会から2名の講師の先生に来ていただき、室内園芸装飾の寄せ植えを行いました。

説明を熱心に聞いています。

寄せ植えに挑戦中です。

色砂利を入れて作品完成です。

 講師の先生から丁寧で分かりやすい指導をしていただき、生徒一人一人の個性が出た素晴らしい作品を作り上げることができました。この作品は卒業式会場に展示されます。

薬物乱用防止教室

 3月9日(月)保健指導および生徒指導の一環として薬物乱用防止教室が実施されました。
 

 講師として延岡警察署・生活安全課の方々にお越しいただき、薬物を乱用することの危険性や依存症の恐ろしさ、脳や神経器官が侵されてしまう仕組みについて、視聴覚機器を用いて分かりやすく話していただきました。 
 さらに、宮崎県内や延岡市内で起こっている具体的な事例をお話ししていただいたことで、他人事ではなく、ちょっとした心の隙に乗じて自分の身近でも起こりうる出来事であることを考えさせられました。
毒性の強さ、どんな形で身近に近づいてくるのか、具体的にお話していただきました。 DVDを視聴する生徒
 
県内・市内での事例についてもお話しいただきました。 お礼の言葉を伝える生徒

 
「どんなことがあっても決して自暴自棄にならず、自分自身を大切できること」「身近な人を守るために自分にできること」について、考えるきっかけになった薬物乱用防止教室でした。