連日の猛暑でコロナウイルス対応に加えて熱中症対策が欠かせない日々が続いております。簡単な作業をしているだけで汗がにじみ出てくるほどです。
そんな中、日向市校長会による呼びかけで県下の学校関係者向けにオンラインセミナーが実施されました。
ベストセラーになっている”非常識な教え”や”学校の「当たり前」やめた”の著者である工藤勇一先生(現 横浜創英中学・高等学校校長)を講師に迎え、当初予定していた100人を越える受講者が受講希望しました。当初の予定では、管理職のみを対象とするセミナーでしたが、工藤校長の横展開をしてほしいという意思も汲みさまざまな職種の受講が可能となりました。
セミナーの中では工藤校長の麹町中学校校長時代の「宿題・テスト・担任制の廃止」などの実践例を交えながら、その手法や効果の説明がなされました。宿題やテストなどそれ自体が「目的化」して完結するのではなく、「最上位の目標はなにか?」とつねに問い直し、目的を達成するためにすべきことを考えさせてあげることが大切ということでした。
各校の受講者も今の麹町中学校ができあがった過程等について質問したりと、大変有意義なセミナーになったことと思います。また、オンラインの活用という意味でも一つの進歩ではないかと思います。
今後も管理職・教員と分けるのではなく、全教職員が共通の認識をもちながら同じ目標に向かってそれぞれの学校づくりに努めていけると良いです。