南部教育事務所長 あいさつ

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 南部教育事務所は、宮崎県南西部に位置する5市町(北諸県地区~都城市、三股町、西諸県地区~小林市、えびの市、高原町)を所管しており、南部管内には小学校 65 校、中学校 35 校があります。5つの市町は、雄大で美しい霧島連山の麓に位置しており、それぞれの市町から眺める霧島連山は違った表情を見せます。

 昨年度、県教育委員会では、新たに「宮崎県教育振興基本計画」を策定し、「未来を切り拓く 心豊かでたくましい 宮崎の人づくり」をスローガンに、宮崎県教育基本方針の理念の具現化に向け、7つの基本目標を設定し、19の施策を推進しています。その第1節「計画策定の背景」の後段には、「先行きが不透明な今後において、誰一人取り残すことのない、多様性と包摂性のある、持続可能な社会を維持・発展する必要があります。そのためには、一人一人が自分のよさや可能性を認識するとともに、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓く人材の育成が不可欠です。」とあります。

 南部教育事務所の基本方針は、これまでと変わらず「一人一人のよさが生きる南部の教育」であり、「子どもたち、教職員、保護者、地域の方々、一人一人のよさが生きる南部の教育」を目指します。元来、人は皆、凸凹であり、それぞれに強みや弱みをもち、よさをもち、課題をもちながら生きております。課題に挑戦しながらも、自分のよさをしっかりと感じることができる南部の教育、管内の教育の充実に努めていきたい、みんなの一歩、1㎜にこだわりたいと、考えています。組織目標は、「市町教育委員会及び学校の実態を的確に把握し、目的意識・相手意識をもって、実効性のある支援を行う。」であります。

 今一度、県の出先機関である「教育事務所の役目」を考え、「教育事務所でしかできないこと」の一つ一つに、チームとして取り組んでいきます。

 令和6年度、どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和6年4月                                       

南部教育事務所   所長 三輪正憲