東郷学園ニュース
12月17日 小学部短歌集会
約1か月前は、まだ薄着でも良かった毎日でしたが、12月に入るとやはり冬らしさが身に染みてきます。今朝の体育館もキンキンに冷えていました。
そのような中、子どもたちは元気に登校し、今朝は短歌集会を行いました。
今日は5,6年生の発表でした。
校長先生からの講評では、「季節を十分に表している作品が多かった。」「間接的な表現で喜びや楽しさを表している。」「言葉の裏にある感情がよく分かる。」とお話いただきました。
行事で経験したことや日常生活の何気ない一瞬の出来事について、よく表現できている作品ばかりでした。
☆上の句で かるたを取る音 ひびくんだ 三十二枚で びみょうな数字
☆後ろから 誰かの気配 逃げる僕 最後は本気で ギリギリ二位に
☆準備して 素早く手を出し 札を見て あーと声出し 札を表に
☆クリスマス たん生日が あるんだよ プレゼントがね たくさんもらえる
☆朝起きて すぐにこたつに 入るんだ そしたらまた 二度ねするんだ
☆もうこんな 時期になった 早かった 年明けまで もう少しだな
12月13日 小学部持久走記録会
東郷学園の児童生徒…すごい!と思うのは、行事の時の天気が最高に良い!みんなの頑張りのおかげですね。
本日は小学部全校児童の持久走記録会でした。
今週の冷え込みから考えると、天候や気温を心配していたのですが、とても素晴らしい条件のもとで記録会を迎えることができました。
2学年ごとに分かれて、1,2年生(3周半)、3,4年生(4周半)、5,6年生(男女別5周半)の競技を行いました。
業間の時間を使って練習してきたのですが、いつも以上に気合いの入っている様子でした。
自分のペースを保ちながら順調に走る児童もいれば、普段のペースからやや上げて記録に挑戦している児童もいました。途中、横腹を抑えながら苦しい表情で走る姿もありましたが、ゴールした後は清々しく、やり切ったという自信に満ち溢れている様子が見られました。
「苦しいことにも挑戦して、まずはゴールすること」
「友だちの頑張りを、心から応援すること」
両方の良さが見られた持久走記録会でした。
応援に来てくださったご家族の皆さんも、ご声援ありがとうございました。
12月12日 小学部 牧水かるた大会
昨日は、全校児童が一堂に会し、郷土の文化に親しむ「牧水かるた大会」を行いました。
グループでの対戦と個人戦(100枚取り)が行われ、これまで一生懸命に覚えてきた札をじっくり見つめ、「ハイ!」とスピード感あふれる取り方をしていました。会場の体育館は整然とした中にも、白熱した気合が感じられました。
競うのと同時に、文化と向き合う際の心構えや相手に対する思いやり、悔しいけれど折り合いをつけるという集団で必要な態度についても学んでいると思いました。
詠み手の児童も、はきはきとした聞き取りやすい声で朗詠しました。昼休みの練習など、人からは見えないところでの努力をしてくれていました。
学習文化委員会の5,6年生も、開閉会式の運営に頑張ってくれていました。
11月29日 5年生米作り 脱穀を行いました
地域コーディネーターの鈴野先生のご指導のもと、サポーターの皆さんのご協力をいただきながら育ててきた5年生のお米。本日、脱穀の日を迎えました。
前回、掛け干しをしていた稲の水分量がちょうどよくなり、絶好のタイミングでの脱穀作業を行うことができました。
束ねた稲の向きをそろえ量を調整しながら機械に入れると、穂先から籾(もみ)と藁(わら)が分離されます。普段は食卓に上った白米をおいしくいただくだけですが、実際に自分たちが育てたものを収穫することで、感謝の気持ちも一層強くなるのではないかと思います。
藁(わら)は家畜の飼料として活用され、無駄なものは一つもないことも学ぶことができたのではないかと思います。
この後、収獲された籾(もみ)を乾燥し、籾すりを経て玄米となり、やがてお米へと精米されます。
毎年、道の駅「とうごう」様で販売させていただいています。あまり多くはないのですが、5年生の心がこもったお米を、ぜひ楽しみにしてください。
東郷町の特産と歴史に触れました!
11月28日(木)、8年生はカモミールの植栽と西城公園にある逃散三百周年記念碑の清掃活動を行いました。
まず初めに、東郷まちづくり協議会の会長でもある鈴野さんより東郷町の特産であるカモミールについてのお話や先輩たちが考えたカモミールドーナツの製品化にどのようにかかわってきたかのお話がありました。また、山陰百姓一揆がどのようなものであったか、その当時の山陰地区のお話を聞きながら、東郷町の歴史について深く学ぶことができました。
お話の後、特産品である「カモミールティ」をみんなで味わいました。
カモミールティで一息ついた後、みんなでカモミールの植栽を行いました。これから寒い冬を迎えますが、寒波に負けず来年の6月の収穫に向けて育てていきます。みんなが育てたカモミールは9年生になった自分たちで収穫し、カモミールとおからを材料としたドーナツ「カモミールのかくれんぼ」という商品で販売する予定です。
植栽を終えた後、西城公園に向かいました。山陰百姓一揆のスタート地点である西城公園にある逃散三百年記念碑の清掃を行いました。寒いなか、たわしやブラシを手にしながら一生懸命記念碑を磨きました。水をかけて落ちた汚れを見て、「すげー!」「きれいになった!」と歓声を上げながら頑張りました。清掃後には、東郷まちづくり協議会の鈴野会長をはじめ協力していただいた方々にみんなでお礼を言いました。帰る前には、西城公園から見える学校や耳川、街並みの美しさに感動しながら公園を後にしました。
鑑賞教室が行われました!
26日(火)、鑑賞教室が行われました。
今年の鑑賞教室は、宮崎県警察音楽隊の方々をお招きしました。
始めに、小学部の子どもたちに演奏で使用される様々な楽器に実際に触れる時間を設けました。日頃、目にすることのない本物の楽器や音色に興味津々の子どもたちとても楽しそうでした。
その後、中学部と若竹分校の児童生徒も合流し、警察音楽隊の演奏が始まりました。
迫力のある生の音と馴染みのある曲にノリノリの子どもたちでした。
本物の演奏に触れる貴重な体験をすることができました。スペシャルコラボとして、中島教頭先生がフルート、長友先生がトランペット、若竹分校の熊田原先生がチューバを、音楽隊に交じって演奏に参加しました。皆さんとても素晴らしく、子どもたちも突然の参加にびっくりし、演奏が終わると大きな拍手をしていました。
警察音楽隊の楽長さんは、指揮者をしながら、「子どもたちの表情は、指揮をしながら見ることはできませんでしたが、音楽隊の団員の楽しそうな表情を見て、東郷学園の子どもたちの素直さと居心地の良さを感じました。東郷学園にまた来たいです!」とお褒めの言葉をいただきました。
短い時間ではありましたが、貴重な経験をさせていただいた警察音楽隊の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
11月26日 全校集会
今朝は全校集会でした。
校長先生からは「年末年始になると、車を運転する方々の気の焦りから、スピードを出す車が多くなります。いつも以上に、交通安全に気を付けましょう。」とのお話がありました。
また、長年の交通安全の取り組みに対して、宮崎県警察本部から表彰があったことを紹介していただきました。とても名誉なことですね。
保健室の先生からは、12月の学校目標「健康な体づくりをしよう」についてお話がありました。『①石けんでてを洗いましょう。 ②運動をしましょう。 ③早寝・早起き・朝ごはん!』
特に運動については、1学期の体力テストの結果から、握力向上の課題があることから、座っていてもできる簡単なトレーニングについて教えていただきました。
また、葉桜短歌の入選児童および文集「ともだち」に掲載された児童の表彰も行われました。文化的なことでの表彰は、また格別なものではないかと思います。
受賞されたみなさん、おめでとうございます!
中学部学習発表会が行われました。
22日(金)は、中学部の学習発表会が行われました。各学年で学習したことをパワーポイントにまとめ、発表を行いました。
7年生は、「福祉の視点で東郷を考える」というテーマで3つのグループの発表がありました。社会福祉協議会東郷支所の方々を講師に招き、学習を進めてきました。それぞれのグループでの課題に対して、地域の方々にインタビューを行ったことをまとめ、東郷町の今、これからについて発表しました。
8年生は、9月に行われた社会体験学習の報告を行いました。今年は東郷町内の5つの事業所様にご協力をいただき、それぞれの事業所で課題を持ちながら体験活動を行った実践報告を行いました。働くことの大変さや指導を通しての地域への想いなど学ぶことができたことを発表しました。
9年生は、「持続可能なふるさと東郷のためにできること」と題して発表しました。今の東郷町の現状をしっかりと見つめ、これからの東郷町をどのような町にしていきたいか?どんなことができるか?など、いろいろな視点から考え、提案をしてくれました。
最後に、ひまわりフェスティバルで合唱した「語り合おう」「ひとつの朝」の2曲を披露しました。
お忙しい中、保護者の方々をはじめ、各事業所の方などたくさんの方々に子どもたちの発表をご覧いただきました。
ありがとうございました。
11月20日 日向市教育委員会 学校支援訪問
昨日は、子どもたちの登校前に、少しだけ霧が深くなり、秋の深まりとともに「いよいよ年末が近づくなァ…」と感じました。
11月20日は、日向市教育委員会による学校支援訪問でした。学校では毎年、子どもたちの学力向上を中心とした研究を行っています。本年度、東郷学園では「『ひなたの学び』を目指す児童生徒の育成~各自の課題解決を目指した授業改善と指導方法の実践を通して~」というテーマで研究を行っています。
これまでも先生方の研究グループ内で、お互いの授業を参観したり、学力向上のために必要な「授業力」について協議したり、工夫改善を重ねてきました。日向市の今村卓也教育長をはじめ、11名の指導主事の先生方に授業を参観していただき、現在の東郷学園の授業力、指導力についてたくさんのご助言をいただたきました。
今年度末まであと4か月ほど。教師自身の授業力、指導力についてさらに見直し、子どもたちの無限の力を引き上げ、広げることができるように尽力します。
明日は中学部の学習発表会を行います。保護者や地域の皆様に学びの成果を見ていただけると思います。ぜひご観覧ください。
薬物乱用防止教室を行いました。
18日(月)の4校時、日向警察署の少年課の方を外部講師に招き、薬物乱用防止教室を行いました。
薬物乱用の危険性についての正しい認識と危険な薬物についての依存性や怖さなどの知識について、詳しくお話をいただきました。危険な薬物に対する依存性や薬を使用することによる耐性、薬物を使用した経験があれば、使用していなくてもフラッシュバックがあることなどについて、DVDを見ながら学ぶことができました。薬物を始めるきっかけとして、顔見知りや友達、先輩や恋人など身近な人からの誘いが多いとの話もありました。誘われた時には、「きっぱりと断ること!」を教わりました。
始めは表情が豊かな子どもたちでしたが、話を聞いているうちに、「怖い!」「やばい!」という少しこわばった表情に変わり、薬物乱用の怖さと危険性を十分に認識したようでした。
また、最近よく話題に上がる「闇バイト」についての話もありました。「SNSなどでよく見かける危険な言葉を見たことがありますか?」という質問に、半数近くの子どもたちが見たことがあると手を挙げていました。スマホなどの情報端末機器は大変便利なものではあるが、使い方を間違えると危険であることや知らないうちに犯罪に加担してしまうこともあることを数々の事例をもとに紹介していただきました。「個人情報を安易に伝えないこと」、「誘いの言葉に騙されないこと」など十分気を付けるようにとの話がありました。
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