2015年5月の記事一覧

警察署の方々と情報モラルの学習

 昨日の参観日に、日向警察署生活安全課少年係の方々にお越しいただき、情報モラルについて授業をしていただきました。全校児童と保護者の方々を対象に行ったこの授業は、「携帯電話の使い方を知ろう」というめあてを立てて進められました。
 まず、「携帯電話は何をするもの?」と警察の方が子どもたちに尋ねると「音楽を聞くもの」、「ゲームをするもの」、「動画をみるもの」、「メールをするもの」と意見が出ました。そして最後に「電話をするもの」という意見が出ました。携帯電話本来の電話という機能よりは、その他の機能で携帯電話を利用している子どもが多いようでした。


【私たちが思っていたより頻繁に携帯電話に触れているようです】

 スマートフォンの使い方では、メール等ですぐに返事が返ってこない時には「無視した」と思うのではなく用事があるのかなぁと相手の都合も考えることをご指導くださいました。これからインターネット上で顔の知らない人と知りあっても、その人とは会わない・信用しないということもご指導くださいました。

 また、ゲームについてもお話がありました。ゲームソフトの箱の裏面には年齢制限を示すマークがあることに触れられました。初めて見るマークだなぁと思っていると、多くの子どもたちはそのマークのことを知っていました。小さい頃からゲームをしていると、自分の世界とゲームの世界の境目が分からなくなることもあるそうです。そのため、年齢に合ったゲームを選ぶことが必要だとご指導くださいました。

 その後、おうちの方と子どもたちでにっこりトークを行い、家庭でのきまりを作りました。


【ゲームの時間やスマートフォンの使い方を話し合いました】

 おうちの方々と話し合った結果、「スマホを使う時は親がいる場所で使う」、「ゲームは1日30までにする」、「アプリを開く時は両親に相談する」等の約束事が発表されました。正しい知識をもって、上手にスマートフォンやゲームと付き合っていきましょう。