学校長より(令和6年度)
 ようこそ、木脇小学校のサイトにいらっしゃいました。
 私は、木脇小学校第44代校長 畑中 勉 です。本年度で木脇小学校4年目となりました。(教頭時代を入れて通算で7年目です。)病気のため、昨年度末から、4月までお休みをいただき、皆様には大変、ご心配とご迷惑をおかけしました。 
 さて、保護者や地域の皆様には、日頃より本校の教育活動に多大なご協力、ご支援をいただき、心より感謝申し上げます。木脇小学校の子供たちは、この豊かな自然の中で、保護者や地域の方々に見守られてすくすくと成長しています。木脇小学校、そして、地域の伝統をしっかりと受け継ぎ、社会に開かれた学校としての教育活動を進めていきたいと考えますので、本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
木脇小学校の本年度の児童数は、275名となりました。昨年度から10名減少しています。学校の教育目標は、「自ら学び、豊かな心とたくましい体をもち、自分のよさを発揮しながら、進んで実践する児童の育成」です。具体的には、「進んで学ぶ子・思いやりのある子・たくましい子」の3つのめざす児童像の実現に向けて、「やる気いっぱい」「やさしさいっぱい」「元気いっぱい」の木脇小にしようと職員一同、日々、子供たちとともに様々な教育活動を進めています。特に2年前から、「自分で考えて行動する」を重点目標として、「先生から言われてからする」「友だちがしているからする」ではなく、まず一人一人が、自分でしっかり考えて、よいと思ったことは、進んで行動したり、表現したりできるそんな子供たちに育つよう力を入れて指導していきます。
その際に合い言葉としているのが、「目がとどく」・「声がとどく」・「心がとどく」教育の推進です。この言葉には、これからさらに成長していく子供たち、その一人一人のいわば人生の基盤となる小学校の時期に、しっかりと目配りしながら、声をかけ励ましたりして、よさなどを伸ばす、なにより、子供一人一人の心にとどく、かかわり・支援をしていきたいという思いを込めています。このことについては、学校と家庭が連携し、そして地域の方々とも協働して取り組みたいと考えております。 
また、「やさしさいっぱい」のひとつとして、「あいさつ日本一の学校」を目指しています。明るいあいさつが響く・広がる学校、家庭、地域づくりに、みなさまといっしょに、取り組んでいきたいと考えておりますので、ご理解ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
ところで、本校は、令和3・4年度、県の「ICT活用推進モデル校」の指定を受け、主体的・対話的で深い学びのある授業実践のための一つのツールとしてのICTをどのように活用していくのかの実践研究を行い、子供たちに成果が現れているところです。また、昨年度は、「ICT活用推進モデル校に係る情報モラル教育実践校」としての指定を受け、研究を進めて参りました。ICTを活用する上で情報モラル教育は欠かすことができません。また、情報モラル教育は自己指導能力の育成にもつながります。徐々にですが、情報モラルについて、児童に実践力が付きつつあります。本年度は、昨年度までの研究を継承し、より実践を深めるために、授業研究を中心とした班別研究を推進していきたいと考えております。参観日やオープンスクールの際は、ぜひ子供たちの様子を参観いただき、ご意見等をいただけると幸いです。
 また、本校は令和4年度から、国富町教育委員会のご指導のもと、学校運営協議会を立ち上げ、地域と協働して子供たちを育てるコミュニティースクールとしての取組を推進しております。地域と学校がウィンウィンの関係で、地域の宝である子供たちを一緒に育てる体制づくりができあがりつつあります。特に昨年度は、「あいさつ・元気」の取組を中心に学校運営協議会で熟議を重ね、「挨拶大作戦」や「地域の方との交流活動」の実践を行うことができました。今後とも、保護者や地域の皆様には、様々な面でご協力いただき、学校と一緒になって、地域の宝であります子供たちの健全育成を推進していきたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

  木脇小学校 校長 畑中 勉

 あいさつ日本一看板    裏門看板
 
学校の教育方針