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全校集会(校長先生の挑戦3)

7月3日(月)朝の時間に全校集会を行いました。

全校集会では、毎回、校長先生が「校長先生の挑戦」というタイトルでお話をされます。

この日のタイトルは、「いろいろな作品づくりに挑戦しよう2」。校長先生の作品づくりについてのお話でした。

大学生の時に本格的に美術を始めた校長先生は、大学で「鋳造」という方法での作品づくりと出会い、それ以来、約25年ほど、先生になった後も、ずっと、この「鋳造」による作品づくりを続けてきたそうです。 

「 鋳造」は、とても手間のかかる方法で、金属を高温で溶かして流し込むための「型」をつくるのに約150時間、その後の仕上げの作業に約150時間かかるそうです。校長先生は、スライドでその作業の様子を紹介されました。金属を流し込むこの20秒程の作業がうまくいかないと、最初の150時間は無駄になってしまうそうです。

「だから、無事に思い通りの作品が出来上がっただけで大満足!」作品をつくり始めた頃、校長先生は、そう思っていたそうです。 でも、作品づくりを続けているうちに、「誰かにその思いが伝わらないとつまらない!」と思うようになったそうです。【思い通りのものが出来上がれば「桜咲く」、その思いが誰かに伝われば「桜咲き誇る」】

 校長先生の作品づくりへの思いは、桜っ子たちに「何か」を伝えることができたでしょうか?