1月6日(月)3学期の始業式がありました。 2025年がスタートしました。この日はSDGsについてのお話でした。世界の国々がSDGsに取り組むようになって約10年が経ちますが、SDGsが目標達成期限としているのは2030年、あと、たった5年しかありません。
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しかし、その達成状況を見てみると、今、日本が「達成できている」のは、17の目標の中のわずか1つだけです。「自分には関係ない」とか「いつかそのうちに」とか「自分にできることなんかない」とか考えていたら、目標達成なんて出来っこありません。この日は、まず、エチオピアの13歳の少女アイシャの1日を撮影した動画を見ました。
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朝6:30に起きたアイシャは、ラクダとともにひたすら歩き、遠く離れた小川に水を汲みに行きます。10:40ようやく小川に着き、黄土色の水を汲み顔を洗うアイシャ。15:45途中、昼食も取らず歩きに歩いて家に帰り着いたのがこの時間です。他ならぬ「水」のことですから1日たりとも休むことはできないでしょう。学校に行くこともなく、嫌な顔一つせず、家族のために水を汲むアイシャ。アイシャの人生は、今も水汲みで押しつぶされ続けています。
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彼女のために今の私たちが直接できることはないのかも知れません。しかし、もし、アイシャと出会うことがあったなら、その美しい瞳をまっすぐに見て話すことができるよう、自分の生活を見直すことくらいはできるのではないでしょうか?「自分には関係ない」とか「いつかそのうちに」とか「自分にできることなんかない」なんて言ってないで、アイシャに知られても恥ずかしくないように、お手伝いをするとか、好き嫌いをしないとか、勉強を頑張るとか、今の自分にできることから取り組んでみましょう。
最後に、生徒指導主事から「あいさつplus1(あいさつにひとこと添えて)」のお話がありました。