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6月の全校集会

6月3日(月)朝の時間に全校集会を行いました。この日の「校長先生の挑戦」は「そうじをするのは何のため?」というテーマでした。

     

下のスライドのAさんとBさん、どちらも5回拭いたという点では同じですが、「そうじはきれいにするためのもの 」という目的を考えると、Aさんはしっかりとできているとは言えません。このように「何のため?」と目的を明確にもって行動することが大切ですし、それはそうじに限らないことだと思います。

  

 また、日本では教室の掃除を子どもたち自身が行いますが、世界的に見るとそれは少数派です。一体「何のため?」に自分達の手で掃除するのか?アメリカなどでは清掃員が仕事としてやっていますので、子どもたちは散らかし放題、自分達できれいにしようなどと思いもしません。昨今、サッカーの国際試合で会場のゴミ拾いをする日本人サポーターや、プレイの途中で何気なくゴミ拾いをする野球の大谷選手の姿が、度々、海外メディアで取り上げられます。「清掃員がいるのに、何故、日本人はゴミ拾いをするのか?」日本では、掃除をはじめ、給食当番や日直、委員会活動といった日々の活動を通して「誰か他の人にやってもらうのではなく、自分達自身の手で世の中を良くしていこうとする心」を育んでいます。

 

6月の重点目標は「歯を大切にしよう」です。「毛先が広がってきたら、歯ブラシの交換時期ですよ」など、養護助教諭が話してくれました。この日は、日南地区陸上大会での1位の表彰を受ける児童もいました。