日誌

平和学習

 8月の登校日に実施出来なかった平和学習を、朝の時間に行いました。

講師の森山さん自身は、小学4~5年生に戦争を体験。当時は靴がなかったため裸足かわらじで登校し、奉安殿(天皇皇后の写真と教育勅語を納めていた建物)に礼をして教室へ入っていたそうです。食べ物もあまりなく、木の実を取ったり、畑の野菜を収穫していましたが、塩だけは大堂津まで行き、お米と物々交換して調達していたようです。

20歳で赤紙が届き戦争に行く人や志願して行く人もいたそうです。記憶に残っていることの一つに、油津港に戦闘機ゲルマンを乗せた船がたくさん寄港し、日本パルプ(現:王子製紙)を襲撃したこともあったとのことです。

児童代表で結愛さんが「貴重な体験を聞けてとても勉強になりました。森山さんも体に気を付けてお過ごしください。」とお礼の言葉を述べました。

 

 今でも世界のどこかで戦争が起こり、たくさんの人が亡くなっています。1日も早く平和な世界になりますように。