日誌

2学期になって初めての読み聞かせ

朝の時間は、廣中里子さんによる読み聞かせでした。今日は、谷川俊太郎さんの「へいわとせんそう」と長谷川義史さんの「いいからいいから」を読んでくださいました。

「へいわとせんそう」・・・ 絵本は、左に「へいわのぼく」、右に「せんそうのボク」と書かれた見開きのページから始まります。「へいわ」の方には笑顔のぼくのイラストが描かれ、「せんそう」の方にはつらそうなボクの様子が描かれています。同じ人やものなどが、平和と戦争でどのように変わるのか、見比べながら読み進められる本です。

「いいからいいから」・・・突然やってきたカミナリの親子。にもかかわらず、「いいからいいから」ともてなす「おじいちゃん」。カミナリにおへそをとられても、「いいからいいから」と言うくらいおおらかな「おじいちゃん」。「いいからいいから」という言葉。心と体がほぐれる、なんて気持ちのよい、優しい言葉なのでしょう。

     

児童は、とても真剣な表情で「へいわとせんそう」の読み聞かせに耳を傾けていました。一方、「いいからいいから」の読み聞かせでは、「くすっ」と笑ってしまう場面も見られ、とても和やかな表情になりました。

廣中里子さん、いつも素敵な読み聞かせをありがとうございます。