トップページ

火災 避難訓練

 今日は串間市消防署の方を講師に招き、家庭科室での調理実習中に火災が起きたという設定で、避難訓練を行いました。
避難の様子・・・(雨天のため、体育館に避難をしました)


日本全国では、年間約40000件の火災が起きているそうです。火災に伴う死者数は約1500人。火災によって多くの尊い命が失われているそうです。火災が起こる原因は、放火やガスコンロからの引火などがあります。
私たちの住んでいる串間市でも年間多いときで15件、平均10件、少ないときで5件と少なからず火事が起こっている現状があります。
火災の避難時に大切なこと!それは
お・・・おさない(避難中にケガをしたり、それによりパニックに陥る)
は・・・はしらない(避難中にケガをする、○○○○ 下で説明)
し・・・しゃべらない(避難の指示が通らない)
も・・・もどらない(避難が遅れる)

では、避難の基本を確認したところで、次は図書室で煙が充満したときの状況を体験します!

煙は、暖かいので上に昇っていきます。その後、天井にあたった煙がだんだんと下に煙が充満していきます。そのため、煙が充満した場所では、身をかがめて避難することが視界を確保して安全に避難することにつながります。
そこで、さきほどの避難の基本「はしらない」はここに関係しています!走ると、上に充満している煙が攪拌されて下方の視界がぼやけてしまうのです!
避難の基本には、科学的根拠もあるのですね♪
 
児童よりお礼の言葉♪


冬は、乾燥する季節で火災が増える時期でもあります。
火の用心!火の管理を徹底すること、そして万が一火災に遭遇した場合は、今日、訓練したことを思い出してください。