本城っ子の風

不審者対応訓練

6月17日(火)串間警察署の方をお招きし、不審者対応訓練を行いました。今回の訓練は、許可なく教室に入ろうとする不審者らしき人物がいるという想定で行いました。

訓練では、「子どもに会わせろ」と迫る不審者(校長がこの役をしました。)に対し、職員が落ち着いて応対し、その間に、すべての児童を運動場に避難させることができました。しかし、実際に凶暴な不審者などが侵入した場合、今回のようにうまくいくとは限りません。

今年の5月には、東京都立川市で、母親に頼まれて2人組の男たちが、学校に押し入った事件がありました。それから、2001年に起きた大阪池田小学校で発生した事件は、今でも忘れられないものとなっています。

警察の方からも言われましたが、本来は、扉を閉じる、インターフォンを設置するなどとにかく学校に侵入させないことが一番です。しかし、本校の場合は、いろいろな所から侵入することが可能です。

 そうした状況の中、どうしたら侵入者から子どもちの命を守ることができるか、警察の方のアドバイスを確認しながら、訓練後に職員で話し合いました。設備面や対応の在り方について、いろいろな意見が出されましたが、今後もまだまだ考える余地がありそうです。保護者や地域の皆様方からのお知恵をお借りしながら、できることをしっかりと取り組みたいと思います。