日誌

食するためには、自ら働くべし!(御池紹介編2)

昨日は、御池青少年自然の家の「落ち葉たき(焼き芋)」体験を紹介しました。

実は、御池青少年自然の家の体験活動には、

昨日、紹介していない、「深い、深い価値」があるのです。

 

今日も、続けて、そのご紹介させていただきます。

も少し、お付き合いください m(__)m

自然の家の先生の説明。

「焼き芋を焼くためには、何が必要ですか?」

「落ち葉です」

「落ち葉は、先生たちが用意するものではありません!」

「焼き芋を食べたいなら、

自分で落ち葉を集めるのです!」

「えー!」

 

さあ、子供達、広大な施設に落ちている落ち葉を集めます。

「じいじ、簡単な落ち葉たきって、言ってたのに・・」

これって、山登りじゃん!

でも、みんな頑張っているから、負けられないや!

焼き芋のためなら、エンヤコラ!

でも、落ち葉集めって、結構、きついなあ。

袋いっぱい、集めるように、言われたけど。ナカナカだなあ。

やっと、集まった・・・。フー。

焼き芋場に置いて。

先生の次の指示を待つ。

「よく集めましたね。」

「次は何が必要ですか?」

「火をつけなくてはなりません。」

「火ですね。」

「ここにライターはありません。」

「火は、自分で起こすのです。」

えー!(°_°)

ということで、次は、火起こし場に移動。

じいじ、「落ち葉で芋を焼くだけ」って、言ったのに・・・。

全然、違うじゃん!

・・・でも、孫さん、結構、楽しそうでした・・・。

先生の説明を聞いて。

機器を操作して。

さあ、火起こし体験、開始!

これが、ナカナカの難物で。

何度も何度も。クルクル、ゴリゴリ・・・。

でも、子供って、手伝おうとしたり、変わろうとすると。

「じいじ、自分でする!」と言うのですね。

 

汗だくになり、格闘すること、30分ほど。

自然の家の先生方の応援が響き渡る!

「もうすぐだよ、頑張って!」

 

・・・・で。

煙が出てきて。

さっ、今だ!

点火!

苦労して、手に入れた、落ち葉と火。

先生、応援ありがとうございました。

 

自分で起こした火を、大事に運び。

自分で集めた落ち葉に火を灯し。

自分の手で、小さな火のともしびを、炎とし。

炎を舞い上がらせ。

落ち葉たきの中で焼き芋を焼き上げる。

なんという、価値ある体験活動でしょう!

そりゃ、焼き上がった、お芋さん。

美味しいはずでしょ!

 

このプログラムに参加した子供たちは、貴重なことを学ぶのです。

 

「食するためには、自ら働くべし」٩( ᐛ )و

 

【御池青少年自然の家 HP】

https://www.msgsi.jp/miike/news/?p=6423

 来年の9月頃、上の案内が学校で配付されるはずです。

(もしくは、その頃、御池青少年自然の家のHPのご案内を参照ください)

 

子供さんと、家族触れ合いの、貴重な「食の苦労」体験。

 

おいでませ、御池へ!

ぜひ!٩( ᐛ )و

 

 

by 校長