日誌

こんなにも素敵でかわいいのです(学年不明:多数)

「さようなら」

下校指導中。

緊急の叫び!「校長先生、助けて!」

ん?2年生かな?

「どうしましたか?」

「溝に、蝶が落ちているんです。かわいそうです。」

「分かった、校長先生が、助けておくからね。優しいね。大丈夫だよ。」



このグレーチング(網の鉄製のふた)を上げるのが大変。

小石が、溝に挟まって、ドライバーで、溝の石をのけないと、グレーチングが上がらないのです。

作業をしていると、たくさんの子が集まってきました。
「何しているのですか?」

校長先生、がんばって。」



あ、本当だ!落ちてる!

校長先生、かわいそう、早く助けてあげようよ!



待っていなさいよ。きれいなチョウチョさん。
校長が言いました。
「みんな、もう、ちょーちょ、待ってね。」
(小受け)・・・・。

さあ、グレーチングが開きました。

こんな時は、女の子の方が、勇気がある!さっと手が出て。



あ、あ、あー!!

「良かったね。ちょうちょさん。」



さあ、みんなで、お別れを言おう!



元気でね。ちょうちょさん!さようなら。

こんなにも、明道小の子どもは、素敵で、かわいいのです。

by 校長